冒頭のタイトルで「独眼鉄!随分やなタイトルを選んだな!」と思ったかもしれないが、これはあるスポーツに携わる職業の実態である。

その職業とはなんぞや?というがそれは「教師」である。

日本の中学・高校の部活で顧問をやっている教師というのは皆信じられない薄給で顧問という重責を担っている。

このブログを読んでくれている読者の皆さんはスポーツが好きな人が多いだろうから、学生時代何らかの部活動に所属していた人もいるだろうが、日本の部活動の顧問というのは(公立の学校の教師は公務員なのに)労働基準法をガン無視した過酷な環境で働いているのだ。


今(2015/05/19に執筆)は高校野球の世界では夏の予選のシード権を争う春季大会や、それに敗れた学校は実践を積む為に毎週末練習試合をガンガン組んでいるが、この練習試合を組むのにも顧問は多大な時間と労力をかけている。

しかも重要な大会の前の練習試合というのは、自分の所属している地区(東東京なら東東京)と同じブロックの学校とは(わざわざ自分の手の内をさらけ出す奴はいないから)避ける傾向も強い。

その為東東京なら千葉や西東京のブロックの学校との練習試合も当然増える。

しかし相手の学校が遠くなればその分(顧問の移動による)時間的な拘束も強くなる。

しかし部活の顧問というのは(野球に限らず)金銭的な実入りの少ない立場である〈②に続く〉。