さて両国国技館で観戦する訳だが、幕内力士の取組は午後4時からだが当然前座力士の取組はその前からやっている。

しかし格闘技観戦は皆そうだが、前座から全部見ると集中力が最後まで持たない。

その為幕内力士の取組までは館内を散策するのがお勧めだ。

館内の売店では力士の手形入りサイン色紙が売っている。この色紙は会場で買うのを強く勧める。

というのもネットで買うと同じ色紙に送料が1000円上乗せされるからだ。その為館内に行く人は現地購入の方が良いのだ。

ちなみに直接力士にサインを求めるのはNG。マジックの黒が黒星を連想するからだ。

また国技館ではちゃんこも食べられる。一杯250円である。セルフサービスでメニューの選択権はない。序盤・中盤・終盤のそれぞれ五日間でメニューも交代する。

筆者がこの日食べたのは塩味の鮭ちゃんこだった。

野菜も多く250円とはコスパの高い食事である(惜しむらくは持ち込み禁止なところ。ご飯も出して欲しい)。

さてお待ちかねの取組だ。相撲に限らず生観戦というのはテレビのそれとは迫力に天と地ほどの差がある。

特に遠藤や大砂嵐・逸ノ城といった人気力士は取組前からヒートアップ!白鵬など言わずもがなである。

筆者は白鵬が負けたのを3度見たことがあるが、座布団が乱舞するシーンは(取組とは別の意味で)大迫力だ。

遠くの席からでも力士の巨体がぶつかる衝撃音もすざましい。

相撲観戦というのを「相撲なんかテレビで見るのと変わんねーよ」と思っている方。それは完全な間違いです。力士はそんなあなたを国技館で待っています。

あなたの来館をお待ちしております。