筆者もこうしたブログを書くようになって2年近くが経ち、以前は「ボクシング教原理主義者」と思うくらいボクシングしか興味無かったが、今は他のスポーツにも興味を持って視野を広げようとして様々な競技を見ようとしている。

そこでボクシング以上にハマっているのがサッカーだ。基本的にJ2ジェフ千葉の試合を会場で見るのと、テレビで日本代表の試合をチェックしているくらいだ。

その一方で多くのサッカー本も購入し、ポジション毎の理論や現代サッカーに必要な要素を(素人考えながらも)、持論にして構築しようとしている。

そうしたなかで先日代表の試合をテレビ観戦していたところ解説者が「アジア予選でも今は中国も力を付けてきている」と呟いて筆者は驚いた。

しかしよくよく考えれば当然かもしれない。今の中国サッカーはACLの強豪となってJクラブの壁になっている広州恒大など、Jリーグ創成期の頃のように世界中のトップ選手が集まりつつある。

そんな中国のクラブチームの中国人選手がこうした環境で育たないはずがない。中国人選手に世界のトップ選手が、かつて創成期の鹿島でジーコが「試合前日は酒は控えろ」「カップラーメンは食べるな」と言ったプロのメンタリティーを今植え付けているのだろう。

こうしたプロに必要な要求の吸収は当然技術論にも出る。特にFWはその要素が強い。

身近にお手本がいれば当然必然的にその選手は強くなる。今回は前置きが長く具体的な説明ができなかったが、次回はどうやってJリーグのFWが成長したのかを述べたい。