筆者もこのブログで世界各国のサッカーについて書いたり、またボクサー時代の思い出含めて東南アジアのことを色々書き連ねている。
今年の初めにも書いたことだが、東南アジアのサッカーの大会で日本の発動機メーカーがメインスポンサーをやっているスズキカップのこともこのブログで書いた。
東南アジアのサッカー人気というのは昔タイに行った時に感じたが、日本人が考えている以上にすざましくバンコクの街中にはヨーロッパリーグのユニフォーム(主にプレミアリーグ)を着たタイ人の若者が沢山いた。
行ったことない国も多いが先日ブログで紹介したミャンマーもそうだし、ベトナムやインドネシアも国内のサッカー人気は高い。
中にはフィリピンのようにバスケ人気が高い国もあるが(それでもスズキカップベスト4でサッカー人気が高まりつつあるという)、東南アジアのサッカーを通じた欧州嗜好というのはかなり強烈だ。
しかしではそんな東南アジアもサッカーのレベルが高いかといえば、申し訳ないがお世辞にも高いとは言えない。
Jリーグも東南アジア諸国に試合の放映権を稼ぐ為に年末のトライアウトでタイやインドネシア、ベトナムの選手を参加させたりしているが正直戦力というより育成枠というのが本音だ。
中にはベトナムの英雄レ・ゴン・ビンのように札幌に入団しJ2で点を決める選手もいるが、インドネシアのスター・イルファンは甲府に入団したが練習では「控えの控え」というレベルだ(現在は札幌に移籍)。
ではそんな発展途上の東南アジアサッカーには夢も希望もないのか?否!希望はある。
筆者の持論で東南アジアのサッカーに必要なのはズバリ「オシムサッカー」である。〈②に続く〉