<①からの続き>バッティングピッチャー(以下バッピ)という仕事がどれだけキツい仕事か考えてみたい。
バッピというのは現役時代とは違い、自分が主役ではなくむしろ黒子(脇役)だ。その為バッターが自分の成績を上げる為に特打ち(打撃練習)をするなら、バッピも当然朝早くや夜中までそのバッターの特打ちに付き合う必要がある(それとは別に普段の練習の分も投げる)。
しかも現役時代は相手打者をどう抑えるかを考えていたが、バッピになるとどう相手打者に気持ち良く打って貰うかを考える必要があり、一見すると似たように見えても考えることは真逆(正反対)だったりする。
しかもバッピという仕事はボールを投げるだけが仕事ではなく、手が空いてる時はトスバッティングの練習でトスを投げる役もあったり、現役選手の練習を補助する為には仕事は山積みにあって、体がいくつあっても足りない仕事なのだ。
…しかも…
これだけハードな仕事なのにバッピという職業は終身雇用ではなく、毎年契約更新するシステムなので、(大学の非常勤講師と同じで)その年契約更新されなければ「はい。それまで~よ~」という世界でそのバッピ(他の裏方もそうだが)は無職になってしまう(そしてその代わりに新たにその年引退した元プロ野球選手のピッチャーがまた新しいバッピになる)。
こうして今回はバッピについて見てきたが、夢を追うプロ野球の世界も現場は仁義なき世界なのだ。
バッピというのは現役時代とは違い、自分が主役ではなくむしろ黒子(脇役)だ。その為バッターが自分の成績を上げる為に特打ち(打撃練習)をするなら、バッピも当然朝早くや夜中までそのバッターの特打ちに付き合う必要がある(それとは別に普段の練習の分も投げる)。
しかも現役時代は相手打者をどう抑えるかを考えていたが、バッピになるとどう相手打者に気持ち良く打って貰うかを考える必要があり、一見すると似たように見えても考えることは真逆(正反対)だったりする。
しかもバッピという仕事はボールを投げるだけが仕事ではなく、手が空いてる時はトスバッティングの練習でトスを投げる役もあったり、現役選手の練習を補助する為には仕事は山積みにあって、体がいくつあっても足りない仕事なのだ。
…しかも…
これだけハードな仕事なのにバッピという職業は終身雇用ではなく、毎年契約更新するシステムなので、(大学の非常勤講師と同じで)その年契約更新されなければ「はい。それまで~よ~」という世界でそのバッピ(他の裏方もそうだが)は無職になってしまう(そしてその代わりに新たにその年引退した元プロ野球選手のピッチャーがまた新しいバッピになる)。
こうして今回はバッピについて見てきたが、夢を追うプロ野球の世界も現場は仁義なき世界なのだ。