そうした中でプロ野球選手がなぜ女子アナに興味を持つのかということを考えていた訳だが、勿論一般女性と結婚するプロ野球選手もいるだろうが、それにしても女子アナを好むプロ野球選手は多いのも事実だ。

それにしても美女が多い職場といっても他にもグラビアアイドルや女優・女性誌モデルなど他にも美女が多い職場もある。しかしその中でもなぜ女子アナだけ突出して多いのかも疑問だ。

ここにはある種の需要と供給の関係のようなモノ(?)が存在し、この関係がプロ野球選手と女子アナというカップリングが成立する理由がある。

前にも言ったことだがプロ野球選手というのは子供の夢でもあるし、それを体現できた人はステータスでもある。

しかしプロ野球選手というエリートはスポーツという特殊な世界のいわば「肉体派」エリートの最高峰なのである。

その一方で女性にとって(テレビの影響力が落ちたと言われるが)女子アナというのも、女性の中ではこちらも一種のステータスだ。

しかし女子アナという職業は女性という美貌だけではなく受験競争に勝ち上がる必要もある、いわば才色兼備のある「頭脳派」エリートである。

その中で人間誰しもコンプレックスを持っているが、肉体派エリート(野球選手)は自分の勉強面に、頭脳派エリート(女子アナ)は運動面にそれぞれ劣等感を抱いている。

その双方の劣等感をお互いのパートナーの長所が解消してくれる。だからプロ野球選手と女子アナというカップリングがここまで多いのだ。

人間誰しも己に無いモノを欲するというが、スポーツ新聞の芸能欄からもそれがわかるのである。