前回は野球の捕手が審判の癖を読み取ることによってどう勝ちに繋げるかを述べてきた訳であるが、それでは他の競技ではどうなのだろうか?
以前ラジオで2007年の世界陸上で競歩の選手が、出場枠にギリギリ入れなかった次点の選手がゲスト出演したことがあった。その選手も出場枠には漏れたものの競歩の世界ではトップクラスのタイムを誇る選手(トップウォーカー?)である(下手な選手が走るより速い)。
その競歩の選手も「競歩のルールでは当たり前だが走った方が速いが走っては駄目で、踵(かかと)の接地の仕方や膝が曲がっていないかを競歩の審判が陸上トラックを回る周回のなかでチェックしている。しかし競歩という競技は陸上のなかでも100m走やマラソンに比べて競技人口が少ない(競歩関係者の方、本当にごめんなさい)。その為競歩の審判というのも大体裁く人の面子もよく知った人になる。競歩の世界はこうした狭い世界だから自分(ゲスト出演した競歩の選手)は『あの審判は踵は厳しい』とか『あの審判は膝は甘い』とか大体分かる。だからそうした審判の癖を考慮した上で、自分は競歩の世界でトップレベルのタイムを叩き出してきた」と言っていた。
競歩という競技も我々素人が見ているとただ歩いているだけに見えるが、トップレベルの競歩選手というのも前述の野球の捕手同様に、審判の癖を見抜いて選手寿命を伸ばしているのである。
以前ラジオで2007年の世界陸上で競歩の選手が、出場枠にギリギリ入れなかった次点の選手がゲスト出演したことがあった。その選手も出場枠には漏れたものの競歩の世界ではトップクラスのタイムを誇る選手(トップウォーカー?)である(下手な選手が走るより速い)。
その競歩の選手も「競歩のルールでは当たり前だが走った方が速いが走っては駄目で、踵(かかと)の接地の仕方や膝が曲がっていないかを競歩の審判が陸上トラックを回る周回のなかでチェックしている。しかし競歩という競技は陸上のなかでも100m走やマラソンに比べて競技人口が少ない(競歩関係者の方、本当にごめんなさい)。その為競歩の審判というのも大体裁く人の面子もよく知った人になる。競歩の世界はこうした狭い世界だから自分(ゲスト出演した競歩の選手)は『あの審判は踵は厳しい』とか『あの審判は膝は甘い』とか大体分かる。だからそうした審判の癖を考慮した上で、自分は競歩の世界でトップレベルのタイムを叩き出してきた」と言っていた。
競歩という競技も我々素人が見ているとただ歩いているだけに見えるが、トップレベルの競歩選手というのも前述の野球の捕手同様に、審判の癖を見抜いて選手寿命を伸ばしているのである。