スポーツの現金化 (その318・夏を制する者がJを制する②)

<①からの続き>前回はジェフの今(2015年4月)の好調とその好調を維持する為には夏場のコンディショニングが重要だと言う話だった。

しかし今筆者(独眼鉄)が気になっているのはペチュニクが日本の夏を「知らない」ことである。

勿論ペチュニクにしても代理人や他の関係者から日本の夏の苦しみを聞いているであろう。

しかし他のパウリーニョやキム・ヒョヌンみたく他の日本が長い選手なら(ジェフに限らず)日本の夏場対策はある程度理解しているだろうが(とはいえ結局は我慢するしかないが)、ペチュニクはまだ日本の夏を経験していない。

以前にも書いたこともあるがストイコビッチも言っていたが、ヨーロッパの夏も当然暑い。しかしヨーロッパの場合気温が高くても湿気がないだからそれほど苦しくはないのだ。

あと今年アルジェリアで働いている日本人エンジニアの人の話を聞いたが「アルジェリアの夏は40℃まで上がるが、地中海性気候の影響で湿気がほとんどなくてカラッとしているので日本の30℃の方がキツい」と言っていた。

要は毎年Jで闘う外国人Jリーガーは日本の夏場対策(というより「湿気」対策)でどうやって食事や水分補給・休養をとるかが重要なのである。

ジェフは毎年この部分で失敗し続けてきた。今のJを闘う為には夏場のコンディショニングが鍵になるのである。