<①からの続き>そして三回目に白鵬が負けたのを見たのは2013年の九月場所で相手は(こちらは正真正銘の)白鵬キラーである豪栄道であった。
立ち会いで白鵬得意のかちあげで豪栄道は徳俵まで吹っ飛ばされる。並の平幕力士ならここで土俵をあっさり割っているだろうが、後に大関まで登り詰める男は並ではなかった。
ギリギリで粘った豪栄道は丸い土俵の俵の部分を基本ができた摺り足(すりあし)で闘牛士のように回りこんだ。
よくボクサーの中で上手くアウトボクシングができるフットワーカーのことを「四角いリングを丸く使える」と言うが、この日の豪栄道はさしづめ「丸い土俵を丸く使える」軽快なフットワーカーのような動きをした。
その後も豪栄道は白鵬の厳しい攻めに対して押し返したりはたいたりして抵抗したが、一瞬白鵬がバランスを崩した刹那に突き出して白鵬に土俵を割らして勝利を手にした。
こうして筆者(独眼鉄)が生で見た白鵬が負けるシーンを振り返ってみたが、白鵬が負ける姿自体なかなか想像つかないが、白鵬の場合負けるにしても投げられて負けることは皆無で、負けるとしても土俵から出た形で負けることがほとんどである。
今回は閑話休題という意味で筆者の相撲観戦の話をしたが、こんなことを書くと宮城野部屋から「独眼鉄。お前もう来るな!」と言われそうで怖い気もする(笑)。
立ち会いで白鵬得意のかちあげで豪栄道は徳俵まで吹っ飛ばされる。並の平幕力士ならここで土俵をあっさり割っているだろうが、後に大関まで登り詰める男は並ではなかった。
ギリギリで粘った豪栄道は丸い土俵の俵の部分を基本ができた摺り足(すりあし)で闘牛士のように回りこんだ。
よくボクサーの中で上手くアウトボクシングができるフットワーカーのことを「四角いリングを丸く使える」と言うが、この日の豪栄道はさしづめ「丸い土俵を丸く使える」軽快なフットワーカーのような動きをした。
その後も豪栄道は白鵬の厳しい攻めに対して押し返したりはたいたりして抵抗したが、一瞬白鵬がバランスを崩した刹那に突き出して白鵬に土俵を割らして勝利を手にした。
こうして筆者(独眼鉄)が生で見た白鵬が負けるシーンを振り返ってみたが、白鵬が負ける姿自体なかなか想像つかないが、白鵬の場合負けるにしても投げられて負けることは皆無で、負けるとしても土俵から出た形で負けることがほとんどである。
今回は閑話休題という意味で筆者の相撲観戦の話をしたが、こんなことを書くと宮城野部屋から「独眼鉄。お前もう来るな!」と言われそうで怖い気もする(笑)。