筆者(独眼鉄)もこうやってスポーツビジネスのブログをつらつらと書き連ねているが、スポーツを子供にやらせている親御さんで頭を悩ませていることの1つに「靴」の問題がある。

靴。普段生活する上で絶対必要な消耗品であるが、靴というツールほど悩ましいモノも少ないだろう。

スポーツではないがけらえいこのあたしん家で、あのカバみたいなお母さんが息子のユズヒコに子供がどんどん成長するのでユズに馬鹿でかい靴を履かせるシーンがあり、ユズが「母ちゃん~。この靴すげえでかいんだけど…」と不平をこぼすコマがあったが、スポーツをやっていない家の子供ですら、靴の費用は頭痛の種なのにスポーツをやっている家庭なら尚更だ。

そうした靴の問題について考える訳だが、野球やサッカーといったメジャーな競技でも靴(スパイク)というのは厳しい問題だ。

以前伊集院光が高校の野球部時代に、伊集院自体が大柄な選手だったので野球のスパイクを手に入れるのに苦労したという話がある。

どこの野球用品店でも伊集院の大足にフィットするスパイクはなく、特注するにしても伊集院自身がプロのサプライヤー契約するほど野球が上手い選手ではなかったのでどうにもならなかった時期もあったが、ある用品店が来日予定だったメジャーリーグの選手の為に作った特注の大型スパイクが、その選手の来日がご破算になってスパイクだけ倉庫に眠っていたのが、奇跡的に出てきて伊集院がそれを使ってプレーしたと言っていたが、一介の(当時の)高校野球部員でもこれだけスパイクに悩まされていたのである。靴というのはスポーツをやっている家庭にとって頭の痛い問題だ。<②に続く>