<①からの続き>なぜ藤田騎手は収入が上がるのを好まないのか?それは今(2015年3月)いろんな人が頭を抱えている問題に共通する。
それは確定申告だ。騎手に限らずスポーツ選手は個人事業主という雇用形態の立場が多い為、税金も自己申告の必要がある。
しかし前年度に乗った馬の調子がよく(騎手本人の努力もあり)成績も収入も急上昇した場合、その年の確定申告はよいが次の年良い成績が残せなかったら、収入が下がるのに税金が上がるという泣きっ面に蜂のようなことになる。その為騎手は収入が上がり過ぎるのを好まないのだ。
この話を聞いて思い出したのが、野球で今独立リーグでプレーしている元メジャーの木田優夫である。
木田はメジャー挑戦後に日本球界への再就職時にこんなことを言った。「騒がず、目立たず、そこそこで良いよ。活躍して年俸が上がると翌年の成績が下がったら(税金もそうだが)、高額の年俸選手のリストラで失業してしまう」とあって、収入の適正価格を契約更改時に意識している発言をした。
騎手にしても野球選手にしても、活躍して(騎乗依頼や出場機会がなくて)使って貰えなかったら、収入は落ちる。しかし収入が上がり過ぎても一般人の収入に比べ、金額の振り幅が桁外れに大きいので一概に収入が上がるのをよしとしない世界なのだ。
スポーツ選手の収入というのも難しい問題だ。
それは確定申告だ。騎手に限らずスポーツ選手は個人事業主という雇用形態の立場が多い為、税金も自己申告の必要がある。
しかし前年度に乗った馬の調子がよく(騎手本人の努力もあり)成績も収入も急上昇した場合、その年の確定申告はよいが次の年良い成績が残せなかったら、収入が下がるのに税金が上がるという泣きっ面に蜂のようなことになる。その為騎手は収入が上がり過ぎるのを好まないのだ。
この話を聞いて思い出したのが、野球で今独立リーグでプレーしている元メジャーの木田優夫である。
木田はメジャー挑戦後に日本球界への再就職時にこんなことを言った。「騒がず、目立たず、そこそこで良いよ。活躍して年俸が上がると翌年の成績が下がったら(税金もそうだが)、高額の年俸選手のリストラで失業してしまう」とあって、収入の適正価格を契約更改時に意識している発言をした。
騎手にしても野球選手にしても、活躍して(騎乗依頼や出場機会がなくて)使って貰えなかったら、収入は落ちる。しかし収入が上がり過ぎても一般人の収入に比べ、金額の振り幅が桁外れに大きいので一概に収入が上がるのをよしとしない世界なのだ。
スポーツ選手の収入というのも難しい問題だ。