<①からの続き>こうして後援者からの資金援助によってスポーツの興行の側面を見てきた訳であるが、他のスポーツも厳しいモノである。
以前読んだ「股旅フットボール」(宇都宮徹壱・東邦出版・2008年)で3部時代のJFLの経営の厳しさを紹介する場面があった。
関西リーグからJFLのチームにステップアップして将来のJリーグ入りを目指していたのだが「当時は関西リーグで年間1000万から1500万円という運営費で贅沢すれば2000万円くらい。それがJFLでは8000万円まで跳ね上がる。しかしどうせ援助するならJFLの方が面白い」と言って、そのチームの運営費を惜しまない。
スポーツビジネスと言って聞こえの良い言葉で今の大学で色々生徒を集めている大学もあるが、実際のスポーツビジネスという世界は血の海を渡るようなこういった苦行の世界である。
この本を読むと地域リーグのチームではこうしたパトロンのような資金援助をする後援者によって、チームの財政が支えられているところもある。
他のチームでも昼間は勤め人をやっているクラブの理事が、チームにトータルで1000万円つぎ込んだという話もある。
こうして見てみるとサッカーでも格闘技でも、スポーツをお金にするのは尋常ではない努力が必要だ。
以前読んだ「股旅フットボール」(宇都宮徹壱・東邦出版・2008年)で3部時代のJFLの経営の厳しさを紹介する場面があった。
関西リーグからJFLのチームにステップアップして将来のJリーグ入りを目指していたのだが「当時は関西リーグで年間1000万から1500万円という運営費で贅沢すれば2000万円くらい。それがJFLでは8000万円まで跳ね上がる。しかしどうせ援助するならJFLの方が面白い」と言って、そのチームの運営費を惜しまない。
スポーツビジネスと言って聞こえの良い言葉で今の大学で色々生徒を集めている大学もあるが、実際のスポーツビジネスという世界は血の海を渡るようなこういった苦行の世界である。
この本を読むと地域リーグのチームではこうしたパトロンのような資金援助をする後援者によって、チームの財政が支えられているところもある。
他のチームでも昼間は勤め人をやっているクラブの理事が、チームにトータルで1000万円つぎ込んだという話もある。
こうして見てみるとサッカーでも格闘技でも、スポーツをお金にするのは尋常ではない努力が必要だ。