<①からの続き>というのもボクシングの世界ではタイトル奪取というのは、強いチャンピオンから強奪するようにもぎ取ってこそ価値があるされていて、王座決定戦でのタイトル認定というのはいわば仮免みたいな感覚でファンから見られてしまう。
筆者(独眼鉄)が好きなボクサーに昨年末にWBCライト級王者になったベネズエラ人のホルへ・リナレスという選手がいる。日本のジムに所属している日本のボクサーという扱いになるのだか、ホルへは今までフェザー・スーパーフェザー・ライトと3階級制覇したのだが、ホルへの場合この3回の挑戦が全て王座決定戦だった。
その為一部のファンからはホルへは王座決定戦ばかりだから本当の意味での世界王者ではないという声もある。
「はじめの一歩」でも伊達英二が一歩に勝って国内最強を証明し、国内王座返上→空位になったタイトルを千堂武士がヴォルクと王座決定戦の末に判定勝ちをして新王者についたが、千堂は一歩に「ワイのベルトは王座決定戦でのベルトでホンマの意味での王者やない。幕之内一歩という最強挑戦者を倒さん限り真の王者やない」と言ったが、王座決定戦というモノはチャンピオンに挑戦するタイトル奪取とは違い、獲ること自体は比較的容易ではあるが問題はその後でファンあってのボクシング界において、せっかくのタイトルマッチもチケットがさばけず興行が赤字になったら元も子もない、痛し痒しなモノなのである。
筆者(独眼鉄)が好きなボクサーに昨年末にWBCライト級王者になったベネズエラ人のホルへ・リナレスという選手がいる。日本のジムに所属している日本のボクサーという扱いになるのだか、ホルへは今までフェザー・スーパーフェザー・ライトと3階級制覇したのだが、ホルへの場合この3回の挑戦が全て王座決定戦だった。
その為一部のファンからはホルへは王座決定戦ばかりだから本当の意味での世界王者ではないという声もある。
「はじめの一歩」でも伊達英二が一歩に勝って国内最強を証明し、国内王座返上→空位になったタイトルを千堂武士がヴォルクと王座決定戦の末に判定勝ちをして新王者についたが、千堂は一歩に「ワイのベルトは王座決定戦でのベルトでホンマの意味での王者やない。幕之内一歩という最強挑戦者を倒さん限り真の王者やない」と言ったが、王座決定戦というモノはチャンピオンに挑戦するタイトル奪取とは違い、獲ること自体は比較的容易ではあるが問題はその後でファンあってのボクシング界において、せっかくのタイトルマッチもチケットがさばけず興行が赤字になったら元も子もない、痛し痒しなモノなのである。