<①からの続き>さてそれでは何故学生横綱というのは大相撲の横綱というタイトルになかなか手が届かないのか?②ではそれを考えたい。
これは完全な推測であるが大相撲の横綱と学生横綱とでは、王者の決め方の違いがこの溝を作っている(あくまでも主観だが)。
というのも学生横綱というのは他のアマチュアスポーツの大会方式同様にトーナメント戦である。甲子園でもサッカーの冬の選手権でもアマは「負けたら終わり」のノックアウト方式である。
しかし甲子園や冬の選手権の優勝校のメンバーが全員プロに行ける訳ではないし、そういうチームの選手が全てプロで大成するモノでもない。
学生横綱というのも負けたら終わりのトーナメントで勝敗を決めるというルールであるから、どうしても勝ちにこだわる安全性を重視した取り口になる傾向に進んでしまう。
しかし大相撲は「15日間で何勝できるか」という闘いである。1敗したからといって、優勝の望みが完全に潰えるモノでもない。
むしろ大相撲の世界には「1敗を守る」という言葉もあるぐらい、ある種負けることを前提にした勝敗決定システムである。
いくつかなら負けても優勝の望みを残るシステムなら、賢い力士だと思いきってギャンブルのような取り口をとることも可能である。
そういう力士が大胆な取り口で星を稼ぎ、最終的にプロとして大相撲の世界で結果を残せる力士になる。
今大相撲では学生横綱出身のイケメン力士遠藤に注目が集まっているが、遠藤自身も学生横綱のこの呪縛を知っているだろうから、この問題をどう克服すべきか考えているはずだ。
今回言ったことはあくまで主観だが、その一方であながち的外れとも(筆者は自分では)思っていない。このブログの読者も是非ご一考してもらいたい。
これは完全な推測であるが大相撲の横綱と学生横綱とでは、王者の決め方の違いがこの溝を作っている(あくまでも主観だが)。
というのも学生横綱というのは他のアマチュアスポーツの大会方式同様にトーナメント戦である。甲子園でもサッカーの冬の選手権でもアマは「負けたら終わり」のノックアウト方式である。
しかし甲子園や冬の選手権の優勝校のメンバーが全員プロに行ける訳ではないし、そういうチームの選手が全てプロで大成するモノでもない。
学生横綱というのも負けたら終わりのトーナメントで勝敗を決めるというルールであるから、どうしても勝ちにこだわる安全性を重視した取り口になる傾向に進んでしまう。
しかし大相撲は「15日間で何勝できるか」という闘いである。1敗したからといって、優勝の望みが完全に潰えるモノでもない。
むしろ大相撲の世界には「1敗を守る」という言葉もあるぐらい、ある種負けることを前提にした勝敗決定システムである。
いくつかなら負けても優勝の望みを残るシステムなら、賢い力士だと思いきってギャンブルのような取り口をとることも可能である。
そういう力士が大胆な取り口で星を稼ぎ、最終的にプロとして大相撲の世界で結果を残せる力士になる。
今大相撲では学生横綱出身のイケメン力士遠藤に注目が集まっているが、遠藤自身も学生横綱のこの呪縛を知っているだろうから、この問題をどう克服すべきか考えているはずだ。
今回言ったことはあくまで主観だが、その一方であながち的外れとも(筆者は自分では)思っていない。このブログの読者も是非ご一考してもらいたい。