先日筆者(独眼鉄)が大好きな番組の1つである「プロフェッショナル仕事の流儀」でラグビー日本代表ヘッドコーチ(監督)のエディ・ジョーンズ氏が特集されていた。

筆者はラグビーはド素人だがこういうブログを書いている身なので、興味深く見ていた。

この番組の中でエディ氏は「日本代表の選手達は体格で欧州や南半球の選手に大きく劣る。ボクシングで階級が上の選手と毎試合戦うようなものだ」と語った。

この話を聞いて1つのデジャヴと疑問が湧いた。以前サッカーのオシム監督が日本代表でアジア杯を指揮していてGLでカタールと引き分けた時に「今日の試合はボクシングの試合で3階級下の選手と引き分けたようなものだ」と言ったシーンである。

エディ氏の故郷の豪州やオシム監督の旧ユーゴスラビアは、ボクシングという競技が日本の相撲のような位置付けで、いわば土着の格闘技という立場になる。

その為ボクシングに興味なくても2人共多少はボクシングの知識はあるのだろう。

…しかし…

日本だとボクシングというのは、一部の特殊なファンと関係者だけの狭い娯楽であって、決してメジャーではない。

その為エディ氏やオシム監督のこの喩え(たとえ)は筆者(独眼鉄)ならボクシングをやり込んだ人間なので解るが、一般人にはわからないような喩えになる。ここにスポーツの通訳の難しさがある。<②に続く>