<前編からの続き>先にサガン鳥栖がクラブとしての修練を積んで強豪になったことを説明したが、2000年代初頭のJ2と今のJ2では実力が違うのである。
2000年代初頭に浦和レッズがJ2に降格した時は浦和と当時のJ2クラブの実力差に開きがあり、浦和というクラブがJ1で戦える戦力と監督を持てば1年でのJ1昇格も出来ないことではなかった。
某サッカーライターの受け売りだが「J1の実力というのは昔も今もそれほど変わらないが、J2の実力は10年前に比べて著しく向上した」というが、前編で挙げた元J1の強豪クラブがJ2に甘んじているのもここ何年のJ2の実力が高まっているからである。
それを証拠に2011年の天皇杯ではFC東京と京都という決勝のJ2対決もあったし、2010年の柏や2011年のFC東京・2013年のG大阪のようにJ2というタフなリーグを圧倒的な実力差で勝ち上がったチームが、翌年のJ1で優勝(or優勝争い)に絡むぐらいの実力を持つクラブになることもあるくらいJ2というのは世界屈指のサッカーのマイナーリーグになりつつある(FC東京も「ウチも1年で復帰出来なければ何年もJ2にいたかもしれない」と言っていた)。
三度のJ1昇格を果たした「昇格請負人」と言われる岡山一成(現・奈良クラブ)は「J2というリーグでは負けは勿論、引き分けも取りこぼしになるリーグである」と昇格請負人の目からもJ2というのがいかにタフなリーグかと言うのがわかる(去年のジェフも関塚監督に変わってからも8引分と「取りこぼし」が多かった)。
こうして見てみるとJ2というリーグが舐めてかかると痛い目に遭うタフなリーグというのがわかった。タフなリーグというのは十分わかったから今年(2015年)こそジェフは昇格したいという気持ちで一杯である。
参考文献 岡山劇場 声は届き、やがて力となる。 岡山一成 2014年 モシダーヂ
2000年代初頭に浦和レッズがJ2に降格した時は浦和と当時のJ2クラブの実力差に開きがあり、浦和というクラブがJ1で戦える戦力と監督を持てば1年でのJ1昇格も出来ないことではなかった。
某サッカーライターの受け売りだが「J1の実力というのは昔も今もそれほど変わらないが、J2の実力は10年前に比べて著しく向上した」というが、前編で挙げた元J1の強豪クラブがJ2に甘んじているのもここ何年のJ2の実力が高まっているからである。
それを証拠に2011年の天皇杯ではFC東京と京都という決勝のJ2対決もあったし、2010年の柏や2011年のFC東京・2013年のG大阪のようにJ2というタフなリーグを圧倒的な実力差で勝ち上がったチームが、翌年のJ1で優勝(or優勝争い)に絡むぐらいの実力を持つクラブになることもあるくらいJ2というのは世界屈指のサッカーのマイナーリーグになりつつある(FC東京も「ウチも1年で復帰出来なければ何年もJ2にいたかもしれない」と言っていた)。
三度のJ1昇格を果たした「昇格請負人」と言われる岡山一成(現・奈良クラブ)は「J2というリーグでは負けは勿論、引き分けも取りこぼしになるリーグである」と昇格請負人の目からもJ2というのがいかにタフなリーグかと言うのがわかる(去年のジェフも関塚監督に変わってからも8引分と「取りこぼし」が多かった)。
こうして見てみるとJ2というリーグが舐めてかかると痛い目に遭うタフなリーグというのがわかった。タフなリーグというのは十分わかったから今年(2015年)こそジェフは昇格したいという気持ちで一杯である。
参考文献 岡山劇場 声は届き、やがて力となる。 岡山一成 2014年 モシダーヂ