一昨日(2015年1月23日)日本代表はアジアカップで敗退し一方で国内のJリーグ組は束の間のオフを楽しんだ後、自主トレ→各クラブの新体制発表やJリーグの日程が発表され、少しずつではあるが2015シーズンへ始動されつつある。

そんなJリーグではあるが筆者(独眼鉄)が愛して止まないジェフ千葉は2010年にJ2降格してから気付けばこのリーグも6年目となり、J2という底無し沼にズブズブをもがき苦しんでいるように感じる。

ジェフに限らず今年のJ2は磐田・京都・横浜FC・東京V・大宮・C大阪・大分と強豪クラブがゴロゴロいる脂っこいリーグになっていった。

ジェフも降格した当初は「1年でJ1復帰」と言っていたが、ここ3年プレーオフの壁に跳ね返されている。

ジェフに限らず今挙げたように「何でこのクラブがJ2にいるんだ?」というクラブが山のようにあるのが今のJ2であるが、ここ10年のJ2に変化が起こっている。

1999年から始まったJ1J2の入れ替え制度も気付けば15年も経っているが、入れ替え制度発足当初のJ2と今のJ2の実力は明らかに違っている。

筆者は持論として「サッカークラブはフロントとしての修練を習得するのに10年は必要で逆に10年あればクラブは強くなる」と考えていて、実際に2003年にサッカーの専スタ以外何もなくJ2でぶっちぎりの最下位で経営破綻寸前だったサガン鳥栖も、今ではJ1で優勝争いに絡んでくるまでになり、エースの豊田陽平も代表召集されるようになった。<後編に続く>