<前編からのつづき>しかしここで林にとって「めでたしめでたし」にはならなかった。そのタイのクラブはまだクラブとしての財務の問題やフロントの実務の習熟度が低く、林へのサラリーを滞納して契約不履行になってしまった。
当然林としてはそんなプロとしてのプライドがない未熟なクラブに在籍していても意味はないと考え、日本へ移籍先を探し最終的に当時J2に在籍していた大分トリニータへの入団が決まった。
シーズンが佳境に入った終盤戦からの入団で、ジェフと大分はこの年から新設されたJ1昇格プレーオフ制度でジェフが5位で大分が6位となり、決勝の国立競技場で対戦した。
プレーオフというのは引き分けならリーグ戦の順位が上位のチームが昇格になるので、この場合引き分けならジェフが昇格できるはずだった。
…しかし…
大分に加入した林が途中出場し試合終了5分前にループシュートを決めて先制点!!ジェフのクラブ史上最大の恩返し弾(昔の所属先のチームから点を決めるゴール)を喰らい、ジェフは悲願のJ1昇格はならなかった。
こうして書いて見たら東南アジアのサッカークラブの問題というより単なるジェフサポの愚痴になってしまったが、それまで昔のジェフ戦士の再就職先が決まったら喜んでいたが、このプレーオフを境に同情は止めようと決心した。
こうしてとある東南アジアのクラブがまだ未成熟だったが故の悲劇(?)の顛末を書いたが、この出来事で思ったのは風が吹けば桶屋が儲かるではなく「風が吹けばジェフサポが号泣」するということである(※注…「逆恨み」と言う言葉は筆者の辞書には存在しない)。
当然林としてはそんなプロとしてのプライドがない未熟なクラブに在籍していても意味はないと考え、日本へ移籍先を探し最終的に当時J2に在籍していた大分トリニータへの入団が決まった。
シーズンが佳境に入った終盤戦からの入団で、ジェフと大分はこの年から新設されたJ1昇格プレーオフ制度でジェフが5位で大分が6位となり、決勝の国立競技場で対戦した。
プレーオフというのは引き分けならリーグ戦の順位が上位のチームが昇格になるので、この場合引き分けならジェフが昇格できるはずだった。
…しかし…
大分に加入した林が途中出場し試合終了5分前にループシュートを決めて先制点!!ジェフのクラブ史上最大の恩返し弾(昔の所属先のチームから点を決めるゴール)を喰らい、ジェフは悲願のJ1昇格はならなかった。
こうして書いて見たら東南アジアのサッカークラブの問題というより単なるジェフサポの愚痴になってしまったが、それまで昔のジェフ戦士の再就職先が決まったら喜んでいたが、このプレーオフを境に同情は止めようと決心した。
こうしてとある東南アジアのクラブがまだ未成熟だったが故の悲劇(?)の顛末を書いたが、この出来事で思ったのは風が吹けば桶屋が儲かるではなく「風が吹けばジェフサポが号泣」するということである(※注…「逆恨み」と言う言葉は筆者の辞書には存在しない)。