1990年代にサッカーがプロ化し、それに伴いサッカー以外のスポーツもプロ化という「脱皮」を果たし、それまで一部の好事家(こうずか)にしか注目されなかった野球以外のプロスポーツという世界が一般の世界の人間にも定着しつつある。
しかしスポーツを見る為の箱すなわちスタジアムという問題は、世界のプロスポーツビジネスを語る上で古くて新しいそして様々なステークスホルダー(利害関係者)を悩ます難しい問題でもある。
筆者(独眼鉄)の場合はボクシングなら後楽園ホールでジェフ千葉ならフクダ電子アリーナ(通称フクアリ・アリーナとあるが屋外のスタジアム)と自分が興味ある競技で会場が見づらいというのは最近はない(あと今は相撲もやっているが両国国技館もどの角度からでも見易い優れた会場である)。
しかし世間では筆者のように何のスポーツでも見易い会場ばかりではない。今年のブログ(2014年4月15日号・スポーツの現金化・その98・終了ホイッスルの合図はもう1つの戦いの開始合図)でもあったようにスポーツそのものは好きでもなかなか見に行くのが難儀なのも事実である。
そうした中でスポーツビジネスで外せない問題として「スタジアム問題」がある。
前述の通り1990年代にサッカーがプロ化され、週末に地元の人がサッカースタジアムに行くのが新たな日常になりつつあるが、そういうスポーツにおける環境の劇的な変化の一方で、日本サッカー界におけるハード面の変化がついていけてないようにも感じる。
今のサッカー界だと昨年J1を連覇したサンフレッチェ広島が新たなスタジアムについて地元行政とクラブ・サポーターとの折り合いがうまくつけられないのがネット上で話題になっているが、大体サッカースタジアムというのは構造的な問題が内包しているものである。
まず日本国民の大半は好きなスポーツになったサッカーというのも、スタジアムを地元自治体の税金で作る上で必ず「自分にサッカースタジアムは必要ない!地元行政の予算は別のことに使え!」という住民がどこの街にも一定の人数いる。しかもサッカースタジアムは2週間に1日しか使えないので会場の稼働率があり得ない程悪い。
そうした中で陸上競技場でもサッカーはできるから陸上競技場にしようと地元陸連は言うが、陸上競技場にするとサッカーの試合がすごぶる見づらいので、大体どこでも陸上とサッカーは仲が悪い。
陸上競技場でなくともサッカースタジアムというのを他のスポーツと兼業で見られる多目的アリーナにしようというのが、スタジアムを作る地元議会から法案が出るが大抵こうしたスタジアムというのはサッカーでも他のスポーツも見づらく使いづらい凄く中途半端な施設に成り下がってしまう。
そうした中で(自分がジェフサポだから言う訳ではないが)やはりサッカーは20000人規模の収容と近くのショッピングモールを併設したスタジアムが一番収まりが良いことになる。
今サッカーが日本国内に大衆化しつつあるが、スタジアム問題というのは非常に根っこの深い問題である(スタジアム問題についてはまだ書き足りないのでまた折りを見て触れたい)。
しかしスポーツを見る為の箱すなわちスタジアムという問題は、世界のプロスポーツビジネスを語る上で古くて新しいそして様々なステークスホルダー(利害関係者)を悩ます難しい問題でもある。
筆者(独眼鉄)の場合はボクシングなら後楽園ホールでジェフ千葉ならフクダ電子アリーナ(通称フクアリ・アリーナとあるが屋外のスタジアム)と自分が興味ある競技で会場が見づらいというのは最近はない(あと今は相撲もやっているが両国国技館もどの角度からでも見易い優れた会場である)。
しかし世間では筆者のように何のスポーツでも見易い会場ばかりではない。今年のブログ(2014年4月15日号・スポーツの現金化・その98・終了ホイッスルの合図はもう1つの戦いの開始合図)でもあったようにスポーツそのものは好きでもなかなか見に行くのが難儀なのも事実である。
そうした中でスポーツビジネスで外せない問題として「スタジアム問題」がある。
前述の通り1990年代にサッカーがプロ化され、週末に地元の人がサッカースタジアムに行くのが新たな日常になりつつあるが、そういうスポーツにおける環境の劇的な変化の一方で、日本サッカー界におけるハード面の変化がついていけてないようにも感じる。
今のサッカー界だと昨年J1を連覇したサンフレッチェ広島が新たなスタジアムについて地元行政とクラブ・サポーターとの折り合いがうまくつけられないのがネット上で話題になっているが、大体サッカースタジアムというのは構造的な問題が内包しているものである。
まず日本国民の大半は好きなスポーツになったサッカーというのも、スタジアムを地元自治体の税金で作る上で必ず「自分にサッカースタジアムは必要ない!地元行政の予算は別のことに使え!」という住民がどこの街にも一定の人数いる。しかもサッカースタジアムは2週間に1日しか使えないので会場の稼働率があり得ない程悪い。
そうした中で陸上競技場でもサッカーはできるから陸上競技場にしようと地元陸連は言うが、陸上競技場にするとサッカーの試合がすごぶる見づらいので、大体どこでも陸上とサッカーは仲が悪い。
陸上競技場でなくともサッカースタジアムというのを他のスポーツと兼業で見られる多目的アリーナにしようというのが、スタジアムを作る地元議会から法案が出るが大抵こうしたスタジアムというのはサッカーでも他のスポーツも見づらく使いづらい凄く中途半端な施設に成り下がってしまう。
そうした中で(自分がジェフサポだから言う訳ではないが)やはりサッカーは20000人規模の収容と近くのショッピングモールを併設したスタジアムが一番収まりが良いことになる。
今サッカーが日本国内に大衆化しつつあるが、スタジアム問題というのは非常に根っこの深い問題である(スタジアム問題についてはまだ書き足りないのでまた折りを見て触れたい)。