昔は筆者(独眼鉄)もこのブログで言っているように「ボクシング教原理主義者」のように、自身の生活の中の思考が全てボクシングだった(ある意味かなりイカれた)時期もあったが、今は憑き物(つきもの)が落ちたようにボクシングに執着しなくなった。今週末に久しぶりに後楽園ホールに行くが、それも前回から2ヶ月以上試合を見ていないのである。
そんな今はユルいボクシングファンに過ぎない自分であるが、最近はボクシング以外の競技や他の娯楽の本や実際の会場に足を運んだりしているのだが、今までは気付かなかったが最近は気付いたこともあった。それを今回は考えてみたい。
筆者はよく巨腹(きょばら)が空いた時に牛丼屋に行くのだが、牛丼屋自体は吉野家でも松屋でもどこでも構わないのだが、20~30代の若い女子からは「牛丼自体は食としては興味あるが、女性1人では入りづらい」といったことをちらほら聞いたことがある。筆者含めて男性陣からは「牛丼屋は野郎共の聖域だ!」と誇示する気は更々なく、むしろ若い女性の方にも入って貰いたいぐらいだが、牛丼屋というのは一時期よりは各店舗でメニューもバリエーションが増えて清潔感も高まった気がするが、それでも若い女子が1人で気軽に入れるスポットではないようである。
同じことが後楽園ホールという格闘技の聖地でも同様に言えるような気がする。今でこそジョシカク(女子格闘技)のようなジャンルも出てきて、秋葉原でAKBのスカウトにスカウトされるぐらいの可愛い娘でも格闘技のリングに上がるぐらい、女性がリングに上がるハードルや敷居は以前よりは低くなっているが、それでも20~30代の女子にとっては後楽園ホールは(試合出るのは勿論、ホールに行くことも)「危険な強面の男達がいっぱいいる所」というイメージが強いので躊躇するようである。
しかし筆者はこういう風なスポーツビジネスのブログをやっている身なので、後楽園ホールという場所が「格闘技の聖地」の薫りを残しつつも、女性や若い世代の人にも気軽に来れる環境をこれから次世代に残していく必要があるように感じる。
確かに若い女子からすれば強面のアンちゃんも多い後楽園ホールは(前述の牛丼屋同様に男所帯な感は否定できないが)興味があっても気軽なイメージは程遠いだろうが、しかしこれからはボクシング界も女子の顧客を取り込んでいかないと、ボクシング界は大橋秀行ボクシング協会会長の言うように「ボクシング界が古典芸能の世界になる」といった、ごく一部の特殊な好事家(こうずか)の世界になるであろう。
実際にボクシング界でも以前はイケメンボクサーを集めた興行「ダビデ」もあったし、ボクシング興行でのツアー企画をして1人で来る恐怖心を中和させるようにしているが、まだ不完全な気がする。
以前筆者のブログ(2013年12月9日号・スポーツの現金化・その50・スポーツビジネスはトイレビジネス)で小さな子供連れの女性がオムツを変える場所が、スポーツビジネスの会場でお金を落とす為には必要であることをブログで書いたが、今の時代日本でも女子が気軽に来れる雰囲気を後楽園ホールの格闘技の聖地という空気の醸成と両立しなければならないと感じた。女子のチカラが強くなった今だからこそ考えなければならない喫緊の課題である。
そんな今はユルいボクシングファンに過ぎない自分であるが、最近はボクシング以外の競技や他の娯楽の本や実際の会場に足を運んだりしているのだが、今までは気付かなかったが最近は気付いたこともあった。それを今回は考えてみたい。
筆者はよく巨腹(きょばら)が空いた時に牛丼屋に行くのだが、牛丼屋自体は吉野家でも松屋でもどこでも構わないのだが、20~30代の若い女子からは「牛丼自体は食としては興味あるが、女性1人では入りづらい」といったことをちらほら聞いたことがある。筆者含めて男性陣からは「牛丼屋は野郎共の聖域だ!」と誇示する気は更々なく、むしろ若い女性の方にも入って貰いたいぐらいだが、牛丼屋というのは一時期よりは各店舗でメニューもバリエーションが増えて清潔感も高まった気がするが、それでも若い女子が1人で気軽に入れるスポットではないようである。
同じことが後楽園ホールという格闘技の聖地でも同様に言えるような気がする。今でこそジョシカク(女子格闘技)のようなジャンルも出てきて、秋葉原でAKBのスカウトにスカウトされるぐらいの可愛い娘でも格闘技のリングに上がるぐらい、女性がリングに上がるハードルや敷居は以前よりは低くなっているが、それでも20~30代の女子にとっては後楽園ホールは(試合出るのは勿論、ホールに行くことも)「危険な強面の男達がいっぱいいる所」というイメージが強いので躊躇するようである。
しかし筆者はこういう風なスポーツビジネスのブログをやっている身なので、後楽園ホールという場所が「格闘技の聖地」の薫りを残しつつも、女性や若い世代の人にも気軽に来れる環境をこれから次世代に残していく必要があるように感じる。
確かに若い女子からすれば強面のアンちゃんも多い後楽園ホールは(前述の牛丼屋同様に男所帯な感は否定できないが)興味があっても気軽なイメージは程遠いだろうが、しかしこれからはボクシング界も女子の顧客を取り込んでいかないと、ボクシング界は大橋秀行ボクシング協会会長の言うように「ボクシング界が古典芸能の世界になる」といった、ごく一部の特殊な好事家(こうずか)の世界になるであろう。
実際にボクシング界でも以前はイケメンボクサーを集めた興行「ダビデ」もあったし、ボクシング興行でのツアー企画をして1人で来る恐怖心を中和させるようにしているが、まだ不完全な気がする。
以前筆者のブログ(2013年12月9日号・スポーツの現金化・その50・スポーツビジネスはトイレビジネス)で小さな子供連れの女性がオムツを変える場所が、スポーツビジネスの会場でお金を落とす為には必要であることをブログで書いたが、今の時代日本でも女子が気軽に来れる雰囲気を後楽園ホールの格闘技の聖地という空気の醸成と両立しなければならないと感じた。女子のチカラが強くなった今だからこそ考えなければならない喫緊の課題である。