先日、最近筆者(独眼鉄)が毎週ではないがよく読む雑誌のNumberの844号(2014年1月16日号)で独立系プロバスケットリーグのbjリーグの青森ワッツの社長が紹介されていた。
その社長の下山保則氏が(以前でもこのブログで紹介したが)、プロスポーツ空白地帯に地元のお客様を集客したり、徒手空拳からはじめたプロバスケットチームの監督や選手探しの強化部のような仕事をながらやりがいもありながら、早くクラブの社長を辞めたいと言いつつも地元にプロスポーツチームを作る喜びを感じるように文面からは映る。
しかし下山社長は仮に社長を退いても(退くこと自体もっと先のことだが)、ブースター(バスケの観客)になって監督のやり方に対してビールでも飲みながら「そこは違うだろ!」とかやりたい、と言っていたがまだスタートしたばかりの新クラブで体がいくつあっても足りないぐらい忙しいようである。
この記事を読んでいて下山社長がビールを飲みながら観戦したいと言っていたが、青森県の体育館ではアルコール飲料を売ることを「前例がない」と言う理由で禁止されているという。
このことを聞いて(自分の関連する地域ではないのでくさすのも気が引けるが)こういう地方のお役所的な対応にうんざりした感じがした。
筆者(独眼鉄)は下戸なためスポーツ会場のビールの相場と言うのを意外と知らないが、そのbjリーグの青森がホームでの開幕戦で1633人が集まった。下山社長はもちろん満足してはいないというが、スタートでの集客としてはまずまずだと感じる。その体育館が公共交通手段がどれだけ整っているのか(車で行くのか)はわからないが、車なら無理だが公共交通機関ならビールを飲みながらの観戦は本来ならスポーツ観戦の最大の醍醐味である。そこで筆者(独眼鉄)が勝手に試算したが、1633人中700人が1杯400円のビールを買ったら700×400=280000円になる。この体育館で28万円の現金収入機会があったのをむざむざ喪失させたことになる。スタジアム(体育館)での飲食物はプロスポーツチームの重要な現金収入の一つである。それを逃すというのはお金をどぶに捨てているのと同義である。もし会場内で現金収入があった時に、それがチームの収入になるのかbjリーグが一括して管理して各チームに平等に再分配されるのかはわからないが現金収入が失ったには変わりはない。
今日本中のどこの地方自治体でも、その自治体の地方債を新たに発行するのは限界に来ていて、これ以上収支のバランスが崩れれば債権整理団体(自治体の破綻)になるだろう。そうしたなか自分の自治体の中で28万円の現金収入があってその全てが県や市に入る訳ではないが、その中で10万円が自治体に税収があったら(焼け石に水に思われるかもしれないが)、自治体の財源が潤うのである。今やプロスポーツというのは単なる娯楽だけの存在ではなく地方自治の在り方にも(大袈裟だが)影響を与えているのである。これからは自治体もプロスポーツの存在を再認識した方が良いように感じる。
その社長の下山保則氏が(以前でもこのブログで紹介したが)、プロスポーツ空白地帯に地元のお客様を集客したり、徒手空拳からはじめたプロバスケットチームの監督や選手探しの強化部のような仕事をながらやりがいもありながら、早くクラブの社長を辞めたいと言いつつも地元にプロスポーツチームを作る喜びを感じるように文面からは映る。
しかし下山社長は仮に社長を退いても(退くこと自体もっと先のことだが)、ブースター(バスケの観客)になって監督のやり方に対してビールでも飲みながら「そこは違うだろ!」とかやりたい、と言っていたがまだスタートしたばかりの新クラブで体がいくつあっても足りないぐらい忙しいようである。
この記事を読んでいて下山社長がビールを飲みながら観戦したいと言っていたが、青森県の体育館ではアルコール飲料を売ることを「前例がない」と言う理由で禁止されているという。
このことを聞いて(自分の関連する地域ではないのでくさすのも気が引けるが)こういう地方のお役所的な対応にうんざりした感じがした。
筆者(独眼鉄)は下戸なためスポーツ会場のビールの相場と言うのを意外と知らないが、そのbjリーグの青森がホームでの開幕戦で1633人が集まった。下山社長はもちろん満足してはいないというが、スタートでの集客としてはまずまずだと感じる。その体育館が公共交通手段がどれだけ整っているのか(車で行くのか)はわからないが、車なら無理だが公共交通機関ならビールを飲みながらの観戦は本来ならスポーツ観戦の最大の醍醐味である。そこで筆者(独眼鉄)が勝手に試算したが、1633人中700人が1杯400円のビールを買ったら700×400=280000円になる。この体育館で28万円の現金収入機会があったのをむざむざ喪失させたことになる。スタジアム(体育館)での飲食物はプロスポーツチームの重要な現金収入の一つである。それを逃すというのはお金をどぶに捨てているのと同義である。もし会場内で現金収入があった時に、それがチームの収入になるのかbjリーグが一括して管理して各チームに平等に再分配されるのかはわからないが現金収入が失ったには変わりはない。
今日本中のどこの地方自治体でも、その自治体の地方債を新たに発行するのは限界に来ていて、これ以上収支のバランスが崩れれば債権整理団体(自治体の破綻)になるだろう。そうしたなか自分の自治体の中で28万円の現金収入があってその全てが県や市に入る訳ではないが、その中で10万円が自治体に税収があったら(焼け石に水に思われるかもしれないが)、自治体の財源が潤うのである。今やプロスポーツというのは単なる娯楽だけの存在ではなく地方自治の在り方にも(大袈裟だが)影響を与えているのである。これからは自治体もプロスポーツの存在を再認識した方が良いように感じる。