ソチ五輪も大詰めに入り日本選手団のアスリート達も結果の出た選手もいれば、そうでない選手もいて相手のいることなので筆者(独眼鉄)としては全ての選手にお礼を言いたい感じがするが、今回のソチ五輪で気になったことがある。それを少し書く。
ソチ五輪が開催され様々な競技で開会式の前から選手達が本番に向けて現地ソチで調整をしていたが、前回のバンクーバーの時でもいたのだが現地での調整中に怪我をして、無念の棄権をした選手が国内外にいたことである。こうした選手に対して日本のメディアは「何しにソチまで行ったんだ!」という声もあり、批判もあったらしいがそれに一言言いたい。
五輪の競技に限らず世界選手権に値する種目・競技や国内で注目されてるスポーツイベントには、選手達は当然その日に自分のパフォーマンスのピークを持ってくるように調整する。五輪(もしくは自分の出場するスポーツイベント)の日程が決まっていて、予選を通過した日から本番の日まで逆算して自分の出来うる調整や準備を選手や指導者は一日一日着々と進めるのである。そして本番(今回ならソチ五輪)の直前になって(特に冬期五輪はほとんどが野外競技なのもあるが)現地で最終調整に入るのである。この時の最終調整というのはある意味「仮想ソチ五輪」のような本番に近いギリギリのパフォーマンスをどの種目のどの選手も調整するものである。その調整のさじ加減(バランス)というのは薄皮一枚のごくごく繊細な究極の(その競技の人しかわからない)微調整なのである。
しかしそれも人のすること。その微調整に失敗し泣く泣く棄権をして悔し涙にくれるのである。
こうした本番直前の調整失敗というのは何も今回のソチ五輪に限った話ではない。6年前の北京五輪でも女子マラソンで直前の調整失敗して棄権した選手はいたし(名前の記憶があやふやなので名前は出さないが)、筆者が見に行ったボクシングの世界タイトルマッチでも強豪であるチャンピオンに勝つためにギリギリのスパーリングをした結果、試合前に肋軟骨を痛めタイトルマッチに出場するも、ベストの状態でない怪我した状態で強豪のチャンピオンに勝てるはずもなく敗れ去った挑戦者もいた。以前このブログ(2013年6月30日)でボクシングの輪島功一会長が「試合前、休み勇気。」という名言を自身のジム内に書いて貼ってあったのを見たが、今回のソチ五輪に限らず自分の出場する種目でいい結果を出したい。ベストを尽くしたい。そう思うが故の失敗もある。それもスポーツの怖さである。
ソチ五輪が開催され様々な競技で開会式の前から選手達が本番に向けて現地ソチで調整をしていたが、前回のバンクーバーの時でもいたのだが現地での調整中に怪我をして、無念の棄権をした選手が国内外にいたことである。こうした選手に対して日本のメディアは「何しにソチまで行ったんだ!」という声もあり、批判もあったらしいがそれに一言言いたい。
五輪の競技に限らず世界選手権に値する種目・競技や国内で注目されてるスポーツイベントには、選手達は当然その日に自分のパフォーマンスのピークを持ってくるように調整する。五輪(もしくは自分の出場するスポーツイベント)の日程が決まっていて、予選を通過した日から本番の日まで逆算して自分の出来うる調整や準備を選手や指導者は一日一日着々と進めるのである。そして本番(今回ならソチ五輪)の直前になって(特に冬期五輪はほとんどが野外競技なのもあるが)現地で最終調整に入るのである。この時の最終調整というのはある意味「仮想ソチ五輪」のような本番に近いギリギリのパフォーマンスをどの種目のどの選手も調整するものである。その調整のさじ加減(バランス)というのは薄皮一枚のごくごく繊細な究極の(その競技の人しかわからない)微調整なのである。
しかしそれも人のすること。その微調整に失敗し泣く泣く棄権をして悔し涙にくれるのである。
こうした本番直前の調整失敗というのは何も今回のソチ五輪に限った話ではない。6年前の北京五輪でも女子マラソンで直前の調整失敗して棄権した選手はいたし(名前の記憶があやふやなので名前は出さないが)、筆者が見に行ったボクシングの世界タイトルマッチでも強豪であるチャンピオンに勝つためにギリギリのスパーリングをした結果、試合前に肋軟骨を痛めタイトルマッチに出場するも、ベストの状態でない怪我した状態で強豪のチャンピオンに勝てるはずもなく敗れ去った挑戦者もいた。以前このブログ(2013年6月30日)でボクシングの輪島功一会長が「試合前、休み勇気。」という名言を自身のジム内に書いて貼ってあったのを見たが、今回のソチ五輪に限らず自分の出場する種目でいい結果を出したい。ベストを尽くしたい。そう思うが故の失敗もある。それもスポーツの怖さである。