先日、野村克也監督の「負けかたの極意」(講談社 2013年)を読んだ所、野村監督が言うには「素振りの良し悪しは音で分かる。」というらしい。悪い素振りの音は妙に間延びした気持ち悪い音をするのに対し、良い素振りの音は「ブッ!」と短く切れる良い音をするのだという。
初めのうちは良い音が10回中2~3回だったのが、次第に5回となり7~8回ぐらい良い音が出るという。その頻度で良い音が出るなら100回振る必要はなく、70~80回の素振りで十分なのだと言う。監督が言うには回数で満足していてはまだまだで質を重視しないと良い打者にはなれないという。
同じことはサッカーにも言える。「オフト革命」(軍司貞則著 1993年 祥伝社)でもハンス・オフト監督は居残り練習している選手に凄い形相で「早く帰って休め。今日の練習はもう済んだ。」と言って、その選手を帰らせたという。サッカーは基本90分しかプレーしない。それ以上の練習はむしろ逆効果なのだというのが彼の持論である。
こういうことはスポーツの世界のみならず一般社会にも言える。何度も言うがどんな人間でも1日24時間で、時間だけは天才、偉人でも凡人、庶民でも等しく平等なのである。しかし日本企業は闇雲(やみくも)に拘束時間が長いだけの仕事をやって上の世代の人が自己満足しているように思えてならない。仕事でもスポーツでも勉強でも量より質を重視しないとこれからの時代は生き残れないと筆者(不器用貧乏)は感じる。
追伸 明日(2013年10月4日)はブログを更新しない予定です。次は6日を予定しています。予めご了承お願いします。不器用貧乏
初めのうちは良い音が10回中2~3回だったのが、次第に5回となり7~8回ぐらい良い音が出るという。その頻度で良い音が出るなら100回振る必要はなく、70~80回の素振りで十分なのだと言う。監督が言うには回数で満足していてはまだまだで質を重視しないと良い打者にはなれないという。
同じことはサッカーにも言える。「オフト革命」(軍司貞則著 1993年 祥伝社)でもハンス・オフト監督は居残り練習している選手に凄い形相で「早く帰って休め。今日の練習はもう済んだ。」と言って、その選手を帰らせたという。サッカーは基本90分しかプレーしない。それ以上の練習はむしろ逆効果なのだというのが彼の持論である。
こういうことはスポーツの世界のみならず一般社会にも言える。何度も言うがどんな人間でも1日24時間で、時間だけは天才、偉人でも凡人、庶民でも等しく平等なのである。しかし日本企業は闇雲(やみくも)に拘束時間が長いだけの仕事をやって上の世代の人が自己満足しているように思えてならない。仕事でもスポーツでも勉強でも量より質を重視しないとこれからの時代は生き残れないと筆者(不器用貧乏)は感じる。
追伸 明日(2013年10月4日)はブログを更新しない予定です。次は6日を予定しています。予めご了承お願いします。不器用貧乏