筆者(不器用貧乏)のブログでサッカーの現金化とその難しさを何度か書いてきてきたが、近年のサッカー界ではサッカーのパイの増加(筆者はそれを「フットボールナイズ」と呼んでいる)が進行している。それまで現地ではマイナーな競技だったサッカーがその国の2番手、3番手の競技になりつつある(広い意味では少し前の日本もそうだが)。
南米は今更筆者が言うまでもなくサッカー大国である。しかし南米でもベネズエラは産油国でどちらかというとヨーロッパよりアメリカの影響の強い国であった。その為ベネズエラでは国内に野球リーグがあり(野茂英雄もプレーしていた)、南米選手権ではベネズエラは昔はある意味「お客様」であった。しかし故・チャベス政権から反米路線が出てヨーロッパ寄りになりその象徴であるサッカーに強化し南米の中でも実力を付けつつある。ベネズエラ以上に凄かったのはニュージーランドである。チームに銀行員もいるプロアマ混成軍のニュージーランドがイタリアアズーリからワールドカップ南アフリカ大会で勝ち点1を獲ったのは記憶に新しい。同国の国技のラグビーに問題があったこともあったがクラブワールドカップで中東のアルアハリを倒したり、U-17ワールドカップでベスト16に入ったことも大きかったという。インドでも近年の国内経済の向上もあり海外に影響力のあるサッカーを強化しつつある。インドで一番人気があるのはクリケットだがサッカーも人気がでてきているという。東南アジアではフィリピンである。フィリピンで最も人気があるのは以前はアメリカの植民地からかバスケットボールであるがスズキカップ(サッカーの東南アジア選手権)での好成績から同国のサッカーも注目されつつある。フィリピンにルーツのあるU-16イングランド代表やブンデスリーガ2部のあるフィリピン人がフィリピン代表に入り、スズキカップでの栄冠を目指して奮闘しているという。
現在サッカーのマイナー国でサッカーの種が撒かれフットボールナイズが進行している。筆者の2013年7月27日「ヨーロッパの野球」ではないが、サッカーの勢力地図が変わりつつある。
参考文献 サッカーダイジェスト 2010年11月9日号
NUMBER 2010年7月6日号
ワールドカップ特集 第3号
南米は今更筆者が言うまでもなくサッカー大国である。しかし南米でもベネズエラは産油国でどちらかというとヨーロッパよりアメリカの影響の強い国であった。その為ベネズエラでは国内に野球リーグがあり(野茂英雄もプレーしていた)、南米選手権ではベネズエラは昔はある意味「お客様」であった。しかし故・チャベス政権から反米路線が出てヨーロッパ寄りになりその象徴であるサッカーに強化し南米の中でも実力を付けつつある。ベネズエラ以上に凄かったのはニュージーランドである。チームに銀行員もいるプロアマ混成軍のニュージーランドがイタリアアズーリからワールドカップ南アフリカ大会で勝ち点1を獲ったのは記憶に新しい。同国の国技のラグビーに問題があったこともあったがクラブワールドカップで中東のアルアハリを倒したり、U-17ワールドカップでベスト16に入ったことも大きかったという。インドでも近年の国内経済の向上もあり海外に影響力のあるサッカーを強化しつつある。インドで一番人気があるのはクリケットだがサッカーも人気がでてきているという。東南アジアではフィリピンである。フィリピンで最も人気があるのは以前はアメリカの植民地からかバスケットボールであるがスズキカップ(サッカーの東南アジア選手権)での好成績から同国のサッカーも注目されつつある。フィリピンにルーツのあるU-16イングランド代表やブンデスリーガ2部のあるフィリピン人がフィリピン代表に入り、スズキカップでの栄冠を目指して奮闘しているという。
現在サッカーのマイナー国でサッカーの種が撒かれフットボールナイズが進行している。筆者の2013年7月27日「ヨーロッパの野球」ではないが、サッカーの勢力地図が変わりつつある。
参考文献 サッカーダイジェスト 2010年11月9日号
NUMBER 2010年7月6日号
ワールドカップ特集 第3号