以前、Jリーグなどのサッカービジネスの事を、サッカーの紙媒体で調べていて感じたことがあった。以前JFLに所属していたガイナーレ鳥取(現J2)が当時、「鳥取県には人口が60万人しかいない。だが弱小ではなく『強小元年』にしたい。」と鳥取のフロントの方がおっしゃっていた。そして一方、Jリーグメディアプロモーション常務取締役の小西たかお氏が2011年5月3日のサッカーダイジェストで「世田谷区の人口は約83万人で…」と答える記事があり、その時「世田谷区って鳥取県より人口が多いの?」と思い、Wikipediaで主だった自治体の人口を調べてみた。そしたら、鳥取県578604人、千葉県船橋市614166人、世田谷区809239人、足立区686373人、江戸川区675150人(それぞれ推計人口2013年5日1日)、とあった。自分が思っていた以上に地方に対して首都圏に人口が一極集中しているのがわかった。
ここで一つわかったことといえば、人口経済学とJリーグビジネスの観点からいえば世田谷区や江戸川区、船橋市という自治体単体だけで(同様の人口の鳥取県ができるなら)、J2で闘えるぐらいのサッカークラブの保有は理論上可能なことだということである(ジェフ千葉やFC東京を軽視するつもりは更々ないが)。
以前雑誌Numberの2011年5月26日号で鳥取の服部年宏(当時)と岡野雅行のインタビューの中で、ガイナーレ鳥取の社長が「鳥取の人口なら大口のスポンサーはない。小口のスポンサーをどれだけ増やすかにかかっている。」とあった。しかし上記の自治体なら大口のスポンサーの獲得も可能と思い、新たなJリーグのビジネスの潜在的な需要を感じた(特に東京には人口に対してクラブが足りてない気がする。東京23FCやスペリオ城北があるのだが、もっとあっても不思議ではない。)。
ここで一つ断っておきたいが筆者は鳥取を軽視したい訳ではない。後にJ2に昇格したガイナーレ鳥取と今シーズン(2013年)ホームのフクアリでジェフ千葉戦を見たが、鳥取は元日本代表の小村徳男氏の下で、走りきる走力サッカーで(鳥取から見たら)アウェイでの勝ち点1を手土産に持って行かれてしまった。「強小」鳥取のDNAは受け継がれている。
ここで一つわかったことといえば、人口経済学とJリーグビジネスの観点からいえば世田谷区や江戸川区、船橋市という自治体単体だけで(同様の人口の鳥取県ができるなら)、J2で闘えるぐらいのサッカークラブの保有は理論上可能なことだということである(ジェフ千葉やFC東京を軽視するつもりは更々ないが)。
以前雑誌Numberの2011年5月26日号で鳥取の服部年宏(当時)と岡野雅行のインタビューの中で、ガイナーレ鳥取の社長が「鳥取の人口なら大口のスポンサーはない。小口のスポンサーをどれだけ増やすかにかかっている。」とあった。しかし上記の自治体なら大口のスポンサーの獲得も可能と思い、新たなJリーグのビジネスの潜在的な需要を感じた(特に東京には人口に対してクラブが足りてない気がする。東京23FCやスペリオ城北があるのだが、もっとあっても不思議ではない。)。
ここで一つ断っておきたいが筆者は鳥取を軽視したい訳ではない。後にJ2に昇格したガイナーレ鳥取と今シーズン(2013年)ホームのフクアリでジェフ千葉戦を見たが、鳥取は元日本代表の小村徳男氏の下で、走りきる走力サッカーで(鳥取から見たら)アウェイでの勝ち点1を手土産に持って行かれてしまった。「強小」鳥取のDNAは受け継がれている。