俳句を詠むには、高野山は、神聖すぎて厳粛すぎて、重々しすぎる。たやすく言葉にならないものを感じたのです。
でも、
町のそちこちに歌碑や句碑があり、奥の院へ続く杉木立の参道には、いにしえの武将やらの墓石と共に、芭蕉や虚子の句碑がある。
父母のしきりにこいし雉子の声 /松尾芭蕉

炎天の空美しや高野山 /高浜虚子

高野槙供へられたる芭蕉句碑 /すなみ
(季語がない..)
仲春の苔覆ひたる芭蕉句碑 /すなみ、
夏の句の刻まれし碑や虚子忌来る /すなみ
(これは季語ふたつになるのだろうか)
句碑ふたつ奥の院へと春日影 /すなみ








