ぽってりフラワー家族構成ぽってりフラワー

maru:4歳男児。中度知的障害のある自閉スペクトラム症。療育園に通ってる。発語ほぼなし。

:2歳男児。多動気味。

:会社員。社畜。

:私。専業主婦。偏頭痛持ち。

療育園からのおたより帳に『maruくんが水着を前後逆に履きたがりワーワー騒いでました』とコメントが書かれていました鉛筆



あー、またかという感じです。



4歳過ぎてから、こういう謎のこだわりがチラホラ出てくるようになりました真顔



水着以外にも

・オムツを前後逆に履きたがる

・パジャマを嫌がる

・出されたオヤツの袋が開いていると怒る

・靴下は水色じゃないとダメ

・靴はサンダルじゃないとダメ

・ズボンは長ズボンじゃないとダメ

・コップはお気に入りのピンクのものじゃないとダメ

・リュックを嫌がる

・帽子を嫌がる

・園バス降りたら自宅の自分の椅子まで必ずママが抱っこしないとダメ



パッと思いつく限りでこんな感じです。

このこだわりは常にあるわけではなく、しばらく続いたかと思えば急になくなったり、しばらくしてまた思い出したかのように現れることもあります。



『なんでこんなことにこだわる?』とmaruの行動を理解しようとしていた時期もありましたがすぐにやめました



これは理解できるものではないと、早々に察しました真顔

親子といえど他人だし、maruの世界観は独特なので。



じゃあ、このこだわりにどう対処すべきか。



迷うことが多いです悲しい



誰かに迷惑をかけるようなものはすぐ辞めさせるべきと分かるのですがmaruのこだわりはどれも私の感覚だと『ま、これくらいいいか』と許容できる範囲のものばかり。オムツも漏れなきゃ別に良いかと思っていました泣き笑いしばらく好きにやらせたらその内飽きてやらなくなるだろう、とも。



maruの主治医からも、『こだわり』は本人なりに理由があってやっていることだから無理矢理やめさせてはいけない。お互いに許容できる範囲を見つけながら『こだわり』に付き合っていくしかない、と言われていました。



でも私は許容できても、これが療育園でもやるとなるとあちらはあちらでルールがあるので私だけの判断ではいけません。



しかも療育園の先生の考えは主治医とは違い『こだわり』は全てなくすべき、という考えを持っています。



その理由は『こだわり』にこだわっていると本人も辛い。他にも選択肢はあってそれは安心できるものなんだと教えてあげた方が良い、とのことでした。



そのためには、言っても聞かなければ強引にでもこだわりの対象になっている物(行動)をやめさせるというもの。



maruでいうなら、

オムツやズボンを前後逆に履くことにこだわるようなら、どんなに泣き喚こうが問答無用で正しく履かせるし、水色の靴下にこだわるなら水色の靴下はどこかに隠して別の色の靴下を履かせる、というもの。



そこで泣いて暴れても無視。



無理矢理はだめ、という主治医とは真逆のやり方ですね真顔



どちらが正しいのかは正直よく分かりません。



たしかにこだわりが無い方が私としても助かりはします。ただ全てのこだわりを無くすというのは難しいし、正直そこまでしないといけないのかと思う気持ちもあります。



maruにはmaruの考えや価値観があるからです。



それを私が私の価値観で決めたルールや、療育園のルールに合わないからと排除してしまうのは本当に正しいことかな?と思ったりもします。



もっと自由にmaruが生きていけたら良いんだけどな。



でもコミュニティの中で生きていくためには『ルール』は付き物だから、やっぱりそこに合わせる努力も必要ですよね。



自分の中でまだ『こだわり』の対処法でこれが正解というのは分かっていませんが、今のところは療育園の先生に相談しながら『これはなくしていきましょう』と共通認識を持った部分だけ対応していますニコニコ



『無理矢理やめさせる』というのが私はなかなか出来ず(それで癇癪を起こされると下の子もいるので私が対応しきれないため)、療育園の先生に相談したところご褒美で釣るというやり方もありだと言われたので私はそうしています。



お気に入りのオモチャやお菓子をチラつかせて『◯◯出来たらこれあげるよ』というやり方です。



あまりこのやり方ばかりに頼っていたら効果薄れるそうですが。



今のところこのやり方がmaruにとっても私にとっても合っているようなので『こだわり』にはこの対処法で対応しています。(上手くいかない時もありますが泣き笑い)



これから先、maruが成長していく中でこの『こだわり』がどう変化していくのか。



不安もあります。



このやり方では通用しなくなることもあるんだろうな、と泣き笑い



あまり先のこと考えても仕方ないですけどね指差し