療育園に入れるか幼稚園に入れるか迷いまくった時のお話。
(ちなみに私たちが住むエリアでは並行通園できないのでどちらか1つに決めなければいけませんでした)
当時maruは3歳。
幼稚園の未就園児クラス(プレ)に親子で通っていました。
園長先生と担任の先生にはmaruが知的障害と自閉スペクトラム症の診断を受けていることはお話していました。
園長先生の人柄や園の雰囲気が好きで、何よりmaruを受け入れてくれる園というだけで貴重で有難いと思っていたので幼稚園に入れるならここと決めていました。その頃はプレに通った後はそのまま幼稚園の年少クラスにあがる未来を想像していました。
プレに通い出してからは、楽しいだけではなく大変なこともたくさんありました。
初めの頃は集団に混ざれなかったり出来ないことが多く目立ってばかりで、朝、園の駐車場まで来たものの『行きたくない』と癇癪を起こしてそのまま帰ることもありました。
後半は本人もすっかり園生活に慣れて、できることも増えていきました。
発語は変わらずほとんどないし、全体に向けた先生からの指示も通らないものの、今までの経験と周りの子達の様子を見て真似て、なんとか集団行動についていってる様子でした。
加配を付けてもらえば何とかなるかも。
そう思っていました。
そんな中で少しずつ私の気持ちに変化が出始めたのが確か9月頃。願書配布の1ヶ月前。
2歳から親子で通っていた発達支援センターの療育でのこと。
maruと同じクラスには3人の子がいて発語の程度はみんな同じくらい(ほとんど発語なし)でした。
それが急に1人また1人と喋り出し、私としては長く見てきた子達だったから嬉しい気持ちもありましたが、ポツンと置いていかれたような感覚と焦りのようなものを感じました。
maruはほとんど発語がないけど、本当にこのままの進路でいいのかな?そもそも何で幼稚園に決めたんだっけ?
この出来事はそれらを考え直すキッカケになりました。
正直、幼稚園のプレは私の気持ちだけで言うと行くのが億劫に思うこともありました。ただこれも来年、幼稚園に優先的に入れてもらうため。今、ここで諦めて幼稚園との縁を切りたくない。そんな思いが根底にありました。頑張ってきたのに今更違う進路なんて、、、と。
でもそんな私の気持ちは一旦置いておいて、今のmaruが苦手としていることや、必要な支援、そもそも何のために幼稚園や療育園に通うのか、考え直すことにしました。
(長くなったので分けます)