全然大したことじゃないのに、たまに思い出してはモヤっとして、でもなんでモヤっているのか言語化できずモヤモヤしてることがあります。
自閉症の息子maruが幼稚園のプレに通っていた時のこと。
プレに明るくて社交的なママAさんがいました。
子供同士はタイプが違って一緒に遊ぶこともなかったので、このAさんとはプレで顔を合わせた時に挨拶をする程度の仲でした。
Aさんはとても感じが良く、maruの名前もすぐに憶えて『maruくんおはよう~』といつも名前付きで挨拶してくれていました。
(友達が少ないので、maruの名前を憶えて呼んでくれるだけでとても嬉しいものです)
その時のmaruはというと基本『無反応』。目も合わせません。
なので、私が毎回「ほら、maruおはよう、だよ」と促しながら、それでもmaruは基本無視なので私が挨拶をしていました。
1年近くたちプレも終わりに近づいていたころ。
maruの障がいのことは誰にも話していませんでしたが、1年近くも通っていて色々あったので流石にほとんどのママさんは察していたと思います。
朝、Aさんからmaruに挨拶をされた時、いつものごとく無反応なmaruを見てAさんが一言。
『そうだよね~難しいよね~』
と言い、Aさんは去っていきました。
なぜだかこの一言を半年近く経った今でも思い出してしまうのです。
何かよく分からないんですがショックだったのです。
maruが挨拶を返せないのは事実だし、そんなmaruを見限らずに挨拶をし続けてくれたAさんにはとても感謝しています。
なのに最後に言われたその一言が胸にずっと残ってモヤモヤしているのです。
周りの子達が当たり前にできている挨拶が1年たっても出来なかったから??
それを言葉で突き付けられた気がした??
何か違う気がするんです。周りの子達と差があるのは通う前から承知の上だったし、差があり過ぎてもはや比べることもなかったので。
何でショックを受けてるんですかね?(知らんがな)
自分が何にモヤってるのか分からず、思い出してはモヤモヤしている話でした