私たちが住んでいる地域では幼稚園と療育園を並行して通う制度がなく、どちらか一つを選択しないといけませんでした。

 


その選択をしないといけない期限のギリギリまで私はmaruを幼稚園に入れるつもりでプレに1年間母子で通っていました。

最終的には療育園に決めたのですが、幼稚園に入れることを目標に色々と自分で調査した時の話を書いてみようと思います。


 

maruの進路について考え始めたのは2歳になって療育を受け始めた頃でした。

その頃のmaruは発語ゼロで、この先幼稚園に入る年齢の頃にどれくらい成長しているのかまったく分かりませんでした。

急に言語爆発で喋れるようになるかもしれないし、もしそうじゃなくても幼稚園に通いながら刺激を受けて発語が促されるかもしれないと考え、幼稚園に通うことを目標にしました。

 


幼稚園の調査でやった順に書くと

①療育先の先生(保育士)への聞き取り

②通える範囲の幼稚園のHPを調べる

③幼稚園に電話で問い合わせ

④園庭解放に参加

 


結果としては①はまったく参考になりませんでした。発達に遅れのある子でも受け入れてもらいやすい園について知りたかったのですが、

先生からの回答は

『みなさん自分で調べて探していますよ~』

以上。会話終了。


ちーんです(笑)


教えることでその園に発達の遅れのある子が集中しちゃうとダメとかそんな事情でしょうかね。

早々に諦め自分で調べることに。



通える範囲の幼稚園のHPと口コミサイトを調べて、気になった幼稚園を3か所ピックアップしました。

①自宅から一番近いマンモス幼稚園

②カトリック系の幼稚園

③カトリック系ののんびり幼稚園



どこかのサイトでカトリック・仏教系の幼稚園の方が受け入れてもらいやすいという話を知り候補に入れました。



まずすべての幼稚園の下見に行きました。立地の確認がメインです。

maruに今後脱走癖が出てきたら困るので、周辺の交通量や敷地を囲む柵や塀の高さをチェック。

その後は園庭解放に参加したり、直接園に電話して発達の遅れのある子の受け入れ可否について問い合わせました。



そして最終的に③のカトリック系ののんびり幼稚園に決めました。

一番の決め手は園長先生の人柄でした。

他の2つの園は問い合わせに対しての回答が事務的で『まずはプレに通ってもらってそこで様子を見て判断します』で終了。

それはそうだろうなという感じなのですが、③の園は発達が遅れている子も受け入れていること、そして『お母さんも不安だろうから一度maru君連れて園に遊びに来ませんか?そこで詳しくお話聞かせてください』と言っていただけたのです。



後日、maruを連れて園長先生に面会し、maruの普段の様子について丁寧に聞いていただけました。

質問もたくさんしました。


『年少で入園するまでに身辺自立の面で出来ていないといけないことはないか』、『加配は付けられるのか』、『途中で退園させられる可能性はあるのか』とか今思うと結構踏み込んだことまで聞いてしまった気がします(笑)他の方のブログで発達障害の子が途中で退園させられたという話を聞き、少し神経質になっていた気がします。

先生からは、とてもやさしい口調で以下のようなことを言われました。



・入園までにできていないといけないことはない。

・プレに通うのであればそこで様子を見て、年少で上がる時に必要に応じて加配をつける。

・途中で退園させることはないが、困り感が強い場合は一度療育園に移って、落ち着いたらまた園に戻ってきてもらう、という対応をとっている

 

その後、予定になかったプレ体験までさせていただきました。



園長先生は面会の間、maruをとっても可愛がってくれて、最後には『うちの幼稚園にぜひきてくださいね』と笑顔で言っていただき、


もう、


もうね、


『絶対ここ!!!』ってなりましたね(笑)

 


口コミやHPの情報も参考になりましたが、やっぱり園長先生と直接話して得られる生で最新の情報や先生の人柄が決め手になりました。

 


そんなこんなでそこの幼稚園に1年間プレでお世話になり、入園願書までいただいていたのですが最終的には療育園に行くことに、、

次の記事で療育園に決めたお話を書きたいと思います。