人生で初めてふなずしを食べた
魚のウロコとか、苦手だけど
思ってたよりも食べれた
自分でハードル下げすぎだったかなぁと思った
学科の先生とあと数人の生徒で
ふなずしのパッケージデザインをすることになった
そのなかに選んでもらえたことが
本当に光栄だと思う
わたしはずっとプロダクトをやりたいと思っていた
だから今まで自分でコンぺに応募したり
先生の所に聞きに行ったり
いろいろとがんばってきたつもりだった
でもそんな私に転機が来たと思う
ふなずしをみんなでたべて
話して
先生の話を聞いて
楽しかった
私が学科でいちばん尊敬している先生
信頼している先生
尊敬している友達
ライバル視している友達
みんなで過ごした
楽しかった
でも、いちばん心に残った先生の言葉
きみは、絵でいった方がいいと思う
いちばん心に残った尊敬する友達の言葉
あんなん、普通の人じゃ描かれへんて
とりあえず、残念だった
わたしはプロダクトをしたくて今まで頑張ってきたけど
でも最近、ものすごく冷めていた気がする
自分でプロダクトについて勉強する時間がなかったし
どちらかというと武田真治のアルトの音色に魅せられていた
先生のところにアドバイスを求めて通わなくなった
忙しかったのもあるけれど
向いていなかったんだと思った
先生にそんなこと言われて
すごく残念だったけど
いちばん尊敬する先生に言われたことだから
最初は涙をこらえていたけれど
今の世の中にあるデザインの
本のページをめくるたび
素直に受け入れられたのだと思う
家に帰ったら大泣きして眠ろうと思っていたけれど
今では涙ひとつぶも出ない
最近、うすうす感ずいて
ずっと悩んでいたことだったから
どこのゼミに入ろうかって
プロダクトでいくべきなのか
グラフィックでいくべきなのか
でも、今思うことは
ゼミは自分がやりたいことがあってのゼミだと思う
何か勘違いしていた気がした
君はプロダクトには向いてないって言われても
別に嫌われてるわけじゃない
ここのゼミでは教えてあげないよって
言われたわけじゃない
早い段階で教えてくれたことに
本当に感謝したいなぁと思う
苦しかったなぁと思う
今までデザインを観てきて
すごい!とは思うけど
咀嚼するのにすごく時間がかかった
真剣すぎたのだと思う
向いていることは
かみつかなくても
自然と耳から入ってくるのだと思う
それに、私はデザイナーの中では生きていけないと思った
生き残る以前に
もう死ぬと思う
わたしのような人間は無理だと思った
デザイナーはのし上がらないといけない
人を使って
いいだけ使って自分の実力にする
汚いなぁと思う
そんなこと自分にはできない
自分を汚したくないとか
きれいめでいたいとかじゃなくて、
みんなわかってるように私は
そんなにぼーっとしてるわけじゃないし
きらいなものもいっぱいあるし
無理な人には極力近づかないし
そんな真っ白な人間じゃないから
でも、私には人を蹴落とすことはできないと思った
汚いとかじゃなくて
むしろ自分に問題がある
それだけするエネルギーはないってこと
そういうことできる性格じゃない
先生にアドバイスをもらいに行くのも
本当は好きじゃなかった
いいこぶってるみたいで
THE がんばってる子みたいで
今一生懸命聞きに行ってる子を批判してるわけじゃなくて
そのこはすごくがんばってるなぁって思うし
成長もすごいなぁって思う
でも自分は聞きに行く必要はないと思っていた
考えればわかることだと
なぜ聞きにいくのかわからなかった
なぜ?
なぜ?
だけしか頭になかった
先生のディレクションを聞いても
わたしは無駄だと思った
まずは自分でやってみないと、だめ
自分でわかることからやってみないと
強がらないでよかったんだと思う
もう自分で何言ってるかよくわからなくなってきたけど
今はもうわたしは絵を描こうと思う
なんでもいいから描こうと思う
私なんかより絵がうまい人なんて
ざらにいると思う
私が今がんばったところで
どうにもかなわない人ばっかりだと思う
でもやっと、気がついたことがあったなぁと思う
ふなずしには恐怖心しかわかなかったけれど
参加してよかったと思う
就職もできないかもしれないし
人生波乱万丈になるかもしれない
でも東京でどんどん死んでくよりは
静かなところでゆっくり暮らしたい
静かなところでなにか創っていきたい
じぶんにはそっちのが合ってると思う
こんな忙しい時に、みつけるなんて思ってなかった