本来は右手で杖を
だが右手首が痛く
仕方なく左手で
ぎこちなく杖を付く左手が
陽に焼けて
始めはタオルなどで
覆っていたが
いつまでもカバってられないと
最近は無防備に
右手は湿布
左手は陽をサンサン
と浴びて陽に焼けて
赤く太陽湿疹で
まるで怪獣の背中の様に
赤く腫れた
それだけなら
我慢する
が痒い痒い
掻くのでなお
ボコボコに
かゆいぞう
運動から帰って来たらまずチャムが
宇宙がゴロンと
龍までやって来て
入れ替わりながら側から動かず
私はたばこをまず吸いたい
それからおやつを
だが猫たちは待ちきれない
でワラワラと側を行ったり来たり
忘れてないからと声を掛けながら
チャムはたばこの煙を嫌がらないので
側にいる