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 トライアスロンの2010U23・ジュニアアジア選手権最終日は2日、フィリピン・スービックベイ(U23・スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)で行われ、U23男子に出場の池隆礼(チームゴーヤー)が2時間01分52秒で準優勝と健闘した。
 池は苦手のスイムで第2集団に食らい付くと、積極的なレース運びでバイクを終えた。ランでは先頭から2分45秒遅れの6位スタートながらも、ペース配分でうまさをみせて2位でフィニッシュした。

■妥協しない練習 池、努力で躍進
 初参加のアジア選手権で優勝した池隆礼。愛知・東邦高から同高OBの千葉智雄監督を慕い、2月にチームゴーヤー入りした。
 高校は独学で競技していたが、本格的な練習を始めたのはチームに加わってから。後輩の大躍進に千葉監督も「2月から一線の選手と同じメニューで練習させ、抜け殻のようになるまで頑張っていた」と努力を高く評価した。
 池は「1人で練習していたときは練習で妥協があったと思う。今は自分で限界をつくることはない」と、トライアスロン漬けの毎日に声を弾ませた。次戦は今月末に熊本県で開催の天草大会。「スイムで使う肩回り、特に肩甲骨が硬い。大会までに柔らかくして泳ぎのフォームを修正したい」とやるべき課題を見据えた。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100503-00000004-ryu-oki

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 【東京】沖縄返還をめぐる密約文書の存否を問う、もう一つの訴訟が東京地裁で進行中だ。訴訟は、沖縄返還をめぐる密約に焦点を絞ったのが特徴で請求文書は広範に及ぶ。原告らは「国独断の無責任外交を放置すれば、記録文書も残さぬ姿勢に陥りかねず、今後の情報公開法改正にも悪影響を及ぼす」と指摘。密約の全容解明と同時に、憲法21条の下にあるとされる「知る権利」の確立に向けても重要な意義を持っている。
 訴訟はNPO情報公開クリアリングハウスの三木由希子さん=新宿区=が国を相手に外務省が保有する文書の不開示決定処分の取り消しを求めて争っている。国側は、ジャーナリストらの訴えを認め、密約文書の開示決定などを命じた4月9日の東京地裁判決後も「ないものはない」との姿勢だ。米国側が保有しているのに、日本にないという奇妙な戦後日米外交があらわになった。
 三木さんが提起した訴訟は、米側返還軍用地の原状回復費の肩代わりなどをはじめ、民政用・共同使用資産買い取り費用、琉球銀行株式と石油・油脂施設の売却益、基地移転費およびその他費用、通貨交換後の預金、基地従業員の社会保障費、財政負担の総額で合意した密約文書などを含む。計7通の開示を国に求め、一連の密約外交の実相を明らかにする取り組みだ。
 訴訟で原告側は、当初沖縄返還に伴う日本側の財政負担は3億ドルだったことを指摘した上で、原状回復費などの上乗せで3億2千万ドルになったとした。そして1969年11月の沖縄返還に伴う佐藤・ニクソン共同声明に先立つ密約で、さらに、この額を上回る財政密約があったと指摘し、開示を求める。
 2009年3月の提訴後の国側応答は「原状回復費の肩代わりの約束、合意など存在しない」と素っ気ない答弁。しかし政権交代後の大臣命令に基づく調査以降は、説明が格段に詳細になるなど、徐々に姿勢に変化が出てきてもいる。ただ、4月28日の弁論でも外務省に「保有せず」、密約文書は「ない」の一点張りだ。
 関係者は「毎日新聞の元記者、西山太吉さんらの先行訴訟で国側が控訴し、この訴訟も含めた判決の行方は、情報公開法改正の論議に影響し、国民の知る権利の荒廃を決する」と話した。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100503-00000008-ryu-oki

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 慶応大病院(東京都新宿区)で治療を受け、がんの一種「子宮肉腫」で死亡した女性(当時26歳)の千葉県に住む両親が「担当医らの誤診が原因」として、大学側に賠償を求め千葉地裁松戸支部に提訴したことが1日分かった。同大医学部助手だった担当医や向井万起男准教授は「非常にまれな良性の偽肉腫」と診断し、約1年の経過観察中に学会報告もしていた。両親側は「早期の子宮摘出で助かる見込みがあった」と訴え、病院側は「過失はない」と反論している。

 向井氏は腫瘍(しゅよう)病理学の権威で同病院病理診断部長を務め、向井千秋・宇宙飛行士の夫としても知られる。

 訴状によると、女性は03年8月、子宮のポリープで病院を受診。切除した組織片を診た担当医と向井氏は翌9月、肉腫に見えても良性の場合があるとの海外論文などから「良性の偽肉腫が第1候補」と診断、組織片検査など経過観察にとどめた。女性は04年10月に大量出血し開腹手術を受けたが、肉腫が腹にも転移し手遅れの状態で同12月死亡。担当医は診断書に死因を「子宮肉腫」と記した。

 両親側は▽担当医に女性を引き継いだ別の医師は肉腫と診断した▽肉腫の疑いがあれば通常ただちに子宮を摘出する--などとして「担当医と向井氏は初診時に子宮摘出を決める義務を怠った」と主張。損害額は約6700万円に上るとしたうえで、その一部160万円の賠償を求めている。

 今年2月の第1回口頭弁論で病院側は、請求棄却を求める答弁書を提出。訴訟外で遺族に渡した文書では「当時の女性の体調で今回のような肉腫は普通発生しない」と指摘し、まれな良性の症例として学会で2度報告したと認め「良性の可能性があるのに子宮を摘出するのは暴論」と過失を否定した。取材に対し「係争中でコメントできない」としている。【西浦久雄】

 ◇遺族「治療の経緯明らかに」

 研究と治療を担う大学病院で女性が亡くなったのはなぜか。訴状で両親側は「もし偽肉腫なら世界でもまれな臨床診断例で研究的価値が高いため、あえて肉腫の診断・治療をしなかった」と指摘している。女性の母(65)は「娘の死を無駄にしたくない。治療の経緯を明らかにしてほしい」と訴訟に込めた思いを語る。

 「大病院だからと信じたら殺されちゃうよ」。死の間際に女性が漏らした一言が忘れられない、と母は言う。第1回口頭弁論では遺影を胸に法廷に入った。担当医や向井氏からは「肉腫の可能性はゼロではないが良性の線で治療を進める」と説明を受けたという。姉(36)は「黒に近いグレーと言われたら家族全員で子宮摘出を説得していた。医師の仕事は学会発表ではなく、患者の命を守ることではないのか」と憤る。両親側の谷直樹弁護士も治療の経緯に関し「医師の基本的倫理に反する」と批判する。

 これに対し病院側は遺族に渡した文書で「良性だから大丈夫などといった説明は一切していない。子どもを産みたいという女性の気持ちも考え最善の努力をした」と反論しており今後、訴訟でも同様に争うとみられる。



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