IRCC 参戦記⑥
さて、いよいよレースの進行に伴って、どのようにセットアップを行っていったのかを詳しくご報告しましょうね
予選が開始されたのが土曜日この日は1回の練習走行が組まれ、4分間走行が可能な状況でした
ここでは車の状態を最終確認することが目標で、まずはコースイン
遠藤選手・渡辺選手共に、車の感触は上々のようで、セットアップは変えずに予選に挑戦します
この1回目の予選終了後に連続するBEST5ラップの早い順からのヒートの組み分けが行われました
その注目の予選1回目なんと遠藤選手がTQタイムを記録し暫定TQ
渡辺選手はこの時点で8番手に付けます
渡辺選手はコース恐怖症が治っておらず・・・レース中1度もスロットル全開せず
周りで見ている人たちからもスピード遅くない
と心配される始末
そりゃそうですよ・・・スロットル開けてないんだもん
これはもう本人の問題なのでフォローを遠藤選手にお願いしちゃいました
走行についてはドライバー同士で話したほうが効果ありますからね
そしてやはり遠藤選手
もう抜群の安定感で危なげないTOPゴールを決めてくれました
いやぁTQって暫定でも嬉しいモンですよ
そしてヒートの組み換えが行われ、遠藤選手・渡辺選手が最終組で合流まじっすか
今回の助手は俺しか居ないし
・・・ということでXENON 華産氏にお手伝いを依頼しました
迎えた予選2回目この回の予選は大荒れ
決勝レースか
と思えるような松倉選手・北沢選手・遠藤選手の3つ巴のレースが展開
見ていて面白かったですよ
面白かったので記録は3者共に伸びず・・・渡辺選手が4番手ゴールして、暫定5位か6位に浮上
遠藤選手は渡辺選手の後ろ5番手ゴール
まあしょうがないでしょう
という結果になりました
そしてこの日最後の予選3回目ココまで来ると路面のグリップも最高潮
私たちもそれを意識してフロントタイヤのグリップ剤をそれまでの1/2塗りから大幅に上げ2/3でTQ奪還を目指しました
結果・・・遠藤選手3位ゴール渡辺選手5位ゴール
共に自己記録を塗り替えての走りとなりました
この日の最終結果で・・・遠藤選手3位渡辺選手6位
となり、ほぼ2名のA-FINAL進出は確定的になりました
大変よく出来ました
この日を終えて、遠藤選手はTQ獲得が現実的に考えられるほど絶好調
今回のレースは勝ちに行くぞ
と気合を入れなおしてこの日は終了です