2010年度 JMRCA1/12RACING 全日本選手権 参戦記⑤
2010年度 JMRCA1/12RACING 全日本選手権 参戦記 その⑤
「流れが変わった金曜日・・・・・なべちゃん以外
」
通常の全日本選手権なら、金曜日はレース開始日となりますが、今回は土曜・日曜・月曜
の3日間開催の為に最後の練習日となります
この日も天候は大丈夫
しかし、明日の土曜日は雨の予報・・・・・・
一体どうなることやらと気を揉んで最後の練習日に挑みました
この日の最大の目標は、ESCのセットアップとモーターの調整ですモーターの在庫の問題から、松本・遠藤・塚本の3選手は3.5Tでの走行
渡辺・松本義・こうすけの3選手は4.0Tでの走行
BOOSTを使用する富永選手は4.5Tでの走行となりました
各選手共に12.5mmローターを使用しておりましたが、3.5T使用者及び4.5T使用者には、12.3mmローターと12.0mmローターをテストしてもらうことにしました
その結果、12.0mmローターが最良の選択であると判断しました
具体的に言うと、モーターの回転が重くなる・・・・ようなイメージが大幅に軽減された為です
これでモーターの中核でもあるローターも決定し、残すはモーター進角とESCセッティングとなります
その結果・・・・・・
1.Running Mode
→1
2.Drag Brake Force
→1
3.Low Voltage Cut-Off
→1
4."DRRS"Start Mode
→9
5.Brake Force
→1
6.Reverse Force
→1
7.Initial Brake Force
→1
8.Netural Range
→1
9."DMTS"Timing
→8
10.Over-Heat Protection
→2
モーター進角 -10°(V3.0 3.5T 12.0mm ローター)
上記のセットアップを見出しましたこのセットアップで指数は36.58
これがレースに臨む基本セットとなりました
私達は、今回の”川場RCプラザ”の路面状況を考え、朝・昼・晩と大きく変わる路面グリップに左右されることのない車作りを念頭に置いておりましたそれは、路面状況の変化が大きく、事前にポイント制での順位決定が発表されていたからです
ポイント制の場合、予選1回目2回目が大きな要素となっていきます・・・・・・予選1回目はまだしも、2回目以降の予選では大きく記録が下がってしまう事は予測できました・・・・
このような理由から朝・晩ではなく、昼に車のセットアップを合わせる選択をしておりました
その結果、AMBラップカウンター上のBest Lap順位では10番~20番程度の記録でしたが、我々の車は昼にそのタイムを叩き出せる状態に仕上がりました
一見すると「今回の全日本は難しそうだ・・・・・」と見える結果ですが、その内容に私達は、レースへの期待を抱いてこの最後の練習日を終えました・・・・・
ただ一人・・・・・絶不調な渡辺選手を除いては・・・・・・
つづきます・・・・・