チャーリーは義絶していた父の訃報を知り、その葬儀に出向いた際、初めて実兄のレイモンドの存在を知る。強い自閉症を持つ兄に遺産300万ドル全てを譲るという父の遺言状に納得が行かず、人質代わりにレイモンドを連れ回すチャーリー。

だが1週間の"旅"の中で、チャーリーは次第に兄への愛情を深めていく。


ずいぶん前に観た映画なので、レイがカンタス航空に拘りパニックになるシーンや、天才的な暗記能力を生かしてラスベガスで大勝するシーンなど、断片的な記憶しか覚えてなかった。

とにかく最初から中盤ぐらいまで、商売がうまく行かなかったり、恋人に愛想を尽かされたり、レイの態度に振り回されたりと散々で、チャーリーは怒鳴りっぱなしなのである。


しかし後半はレイの記憶を手がかりに、幼少期の想い出がはっきりと甦った辺りから、兄弟の絆に段々と目覚めていく。

そしてしみじみとした感動を呼ぶラストシーン。

今度は年数が経ってもストーリーを忘れることはないだろう。…たぶん。