
不良どもに妻を殺され、娘も心身ともに深い傷を受けて復讐に立ち上がった、ポール・カージーを主人公とするシリーズもの。
邦題は次の通り。
1.狼よさらば(1974)
2.ロサンゼルス(1982)
3.ビッグ・マグナム(1985)
4.バトルガンM16(1987)
5.地獄のリベンジャー(1994)
人気があったから5作も作られたのであるが、悪役が憎らしければ憎らしいほどカージーの報復が正当化されるので、いつも行く所、周囲の人々が悪党どもにひどい目に遭わされてしまう演出となっている。1作目で命だけは助かった愛娘も、2作目でまた攫われて死んでしまう。
そしてカージーはモテるのか、毎回違う恋人が出てくるが、その都度殺される結果となる。
つまり周囲に不幸をもたらす人なのだ。
いつも女性が暴力的に凌辱を受けるシーンがあり、見るのが辛い。今の時代としては描き方がひどいと感じる。
3作目では街の住人と半グレギャング団との凄惨な殺し合いが展開され、戦闘シーンに食傷気味となった。
使っている武器もマグナム→マシンガン→バズーカとエスカレートしていき、5作目では青酸カリ・時限爆弾・報復予告を用いるなど、もはや暗殺者に成り下がっている感がある。
4作目では目の前で人質に取られた恋人が射殺されるのに、相手を殲滅した途端、スタスタとその場を去るのもおかしいし…。
ブロンソンは渋くてカッコいいのだが、このシリーズはちょっと血腥すぎる。