2015年8月に実際に起こった事件を元に、クリント・イーストウッド監督が手がけたパニック作品。
アムステルダム発パリ行き列車がフランス領に入ると、突如イスラム過激派の男が自動小銃を乱射する。列車には500人以上の乗客がいたが、何と車掌は我先に車掌室に逃げ込み、鍵をかけてしまう。
撃たれる乗客。恐怖で恐慌状態になる車内。
だがここに3人の勇気あるアメリカ人の若者が、犯人に立ち向かう。

かつて日本でも新幹線の車内で犯人が刃物を振り回し、乗客を殺傷する事件があった。この時も果敢に取り押さえようとした人がいたが、不幸にもこの人は刺殺されてしまった。そういった事件を聞くにつけ、多少武道の経験はあるが自分だったらどう行動するだろうかと考えてしまう。

映画のこの3人は友人連れで1人は大学生だが、ほかの2人が軍隊経験者である。そこが行動につながりやすかったのだと思う。
そして驚くべきは3人は実際の事件の当事者たちなのだ。しかし素人っぽさはなく芝居っ気があるので、イーストウッドは彼らをどう説得し、演技指導したのか不思議に感じている。