
綾瀬はるか主演、松阪桃李共演。
街のよろず鑑定士でミステリアスな美女の凛田莉子が、40年ぶりに開催されるモナ・リザ展の学芸員に任命され、真贋のトレーニングを受けることになった。しかし、そのトレーニングを受けているうち、どんどん鑑定士としての彼女の能力は低下していく。その裏には過去のモナ・リザの盗難事件に関わる、ある陰謀が仕組まれていた…。
りんだりこ…劇中、りんださんとかりこさんとかいわれるが、実に紛らわしい。角川の若人向けの小説らしく、「ビブリア古書店」のイメージに被る。
シリーズ物を一度に集約したためか、凛子が天才的な鑑定士になる前の故郷の沖縄で、お馬鹿な女子高生だったというエピソードが本編と何のつながりもない。
なおかつ、なんであんなにズバズバと推理をいい当たれるようになったかとか、フランス語を一夜にしてマスターできるようになったかといえば、匂いをかぎ分ける能力のためというが、そこも説明不十分である。
シリーズものを一話に縮めた矛盾が出てしまった。そういったことを解決するためには、シリーズ化によって徐々に説明していくしかないのだが、続編は予定されていないのかな?
評価3。