イラク戦争における爆弾処理班の活躍を描いたドラマ。

主人公ジェームズ軍曹(ブラボー戦隊班長)…アフガニスタンにも出征し、873個の爆弾を処理したキャリアを持つ。勇敢で腕は確かだが、常にマイペースで協調性に欠ける。

サンボーン軍曹…スタンドプレイに走るジェームズに苛立ち、度々彼と衝突する。リーダーシップがあり、射撃も正確である。

エルドリッチ技術兵…ジェームズの前任トンプソンの爆死のために、心理的にギリギリの状態になっている。ジェームズからしばしば「自分で判断しろ!」と叱咤される。足の負傷のため、戦線を途中離脱。

ブラボー部隊任務終了期限まであと何日…とスーパーが出て、ジェームズ班の日常が淡々と展開されていく。
大規模な戦闘場面はないが、舞台が最近行われたイラク戦争であり、ハイテクも駆使した爆弾処理のシーンなどから、リアリティを感じた。

戦場を経験した者の中には、戦場の魔力に取り憑かれ、再び戦場に戻っていくという話が小説やドラマに出てくるが、ジェームズもそんな一人として描かれている。
平和が当たり前の世界に住んでいる者にとっては、信じがたい心理だ。

だが、世界のどこかで、死と隣り合わせの人々が存在する現実を想起させてくれる映画だ。
評価4。