久しぶりに大ホールでのコンサートへ
演奏前に、佐渡さんが各楽章の詳細な解説をしてくださったので、第九を全楽章通して聴くのが初めての娘も、とても興味深く聴くことができたようです
佐渡さんの熱い指揮、想いのこもった演奏に、終楽章では涙が出ました
低音のチェロ・コントラバスから、徐々にビオラ・バイオリンへと音楽が展開していくさまがとても好きです
そして何よりも、冒頭で佐渡さんが「今のこの状況だからこそ、合唱の歌詞の意味ををかみしめてほしい」とおっしゃったとおり、合唱の歌詞が一つ一つ言霊のように胸に響きました
この時期に合唱付き…どうなんだろうと思っていたら、合唱団の方々がマウスシールドに肩掛け式携帯ファンの出で立ちで登場
歌いにくいでしょうに、素晴らしい声量で、それだけでも目の奥があつくなりました
後ほど、関係者の方から教えていただいたのですが、芸文では精密なコロナ感染対策を講じられていました
http://www1.gcenter-hyogo.jp/.../2020/2020072324_houkoku.pdf
公演再開にあたり、ここまでのご検証、準備、努力をなさっていたとは・・・一音楽ファンとして、感謝の限りです。
アンコールはラ・トラヴィアータの「乾杯の歌」
心弾むメロディーで、大好きな一曲です
そう、「人生、お酒と歌があればいい」
ですが、、、ホワイエのバーが閉まっていて、いつもの様に幕前のシャンパーニュ がいただけなかったのが唯一残念でした
感染対策の一環として、クロークも閉まっていたので、この季節はちょっと不便ですが、この状況下、コンサートを決行してくださっただけでも感謝しなければ・・・ですね
早くいつも通りのスタイルでの演奏ができるようになりますように。