映画「エクスペンダブルズ ニューブラッド」 | champagne-bar-tritonのブログ 映画と観劇と浜田省吾

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豪華キャストが再集結、伝説のアクションシリーズ第四弾。
新たなメンバーと共にミッションに挑む、新章が始動。


映画「エクスペンダブルズ ニューブラッド」

 


最強の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いる、バーニー・ロス。
CIAから下された新たなミッションに挑むため、再び立ち上がる。
かつての相棒リー・クリスマスの元を訪ね、共にアジトに向かう。


シルベスター・スタローンに、ジェイソン・ステイサムの安定コンビ。
ベテランらしい貫禄と渋さがあり、年齢を感じさせずかっこいい。


軍団はかつての仲間だけではなく、新たなメンバーが顔を揃えていた。
新戦力を迎え、「ニューブラッド」として生まれ変わった一同は。
テロリストが所有する核と起爆装置を奪還する、危険な任務に挑む。


激しい銃撃戦にド派手な爆破など、迫力あるアクションが満載。
だが、敵の卑劣な策の前に失敗に終わり、大きな代償を払うことに。


まさかのバーニーが早々に退場という展開が、信じられなかった。
体力を使う戦いは若手に任せたのだろうが、出番が少なすぎる気が。

スタローンが主役かと思いきや、彼目当てだとがっかりだろう。


仇を討つため再び立ち上がる決意をするが、責任を問われリーは脱退。
エクスペンダブルズと行動を別にし、独自で戦いに挑むことに。


ジェイソン・ステイサムが主役で活躍するのはいいとして、他が地味。
新メンバーに華が無いというか、まったく魅力が無くて物足りない。


ズラリと並んでスローで歩いても、小物感が拭えなくて残念な感じ。
強そうだけど、ワクワクと興奮させて欲しかったし期待を裏切られた。


彼らは核を搭載した敵のタンカーに乗り込むが、あっさりと捕われる。
情報が洩れているようだが、裏切り者は誰か、そして黒幕の正体は。


世界を崩壊させる脅威の陰謀を、果たして阻止することが出来るのか。
そこへリーがやって来て、再びタッグを組み壮絶な戦いを繰り広げる。


後半は、戦いの舞台は延々と船内のみなので、変わり映えがしない。
内通者やボスが分かっても、驚きが無いし、あっさりと退場するし。


トニー・ジャーなどアジア系の俳優も活躍するが、体格的に見劣りする。
イコ・ウワイスも良かったけど、悪役としてのインパクトは弱いししょぼい。


リーは仲間を助け、自ら犠牲となる覚悟を決めるが、助けがやって来る。
やっぱり、ずっと疑っていたけど、一番おいしいところを持っていった。


最後にあの人がカンバックして、ようやく盛り上がって面白くなった。
豪快に爆破しまくるラストは、映像の迫力もありテンションが上がった。


最強のバディが復活し、リーの笑顔も可愛く痛快で爽快なエンディング。


ジェイソン・ステイサムの、いつものアクションを楽しむには良かったが。

久しぶりのシリーズも、すっかりB級作に落ちてしまったな、と思った。