さて今回から”犬の吠える”を

ピックアップ。

 

”犬といえば吠える”

”吠えるといえば犬”

 

幼児語で

犬のことをワンワンと言いますが、

これは

犬の吠える声を表す擬声語

犬を象徴するものが”吠え”

であることがよく分かる例です。

 

茶『ワンワン!』

黒『Bow wow!』

茶『なんやお前さん、

海外育ちやったんかいな!』

 

私は、

漢字の成り立ちに詳しいわけでもなく

正しいかどうかは分かりませんが、

”吠”という漢字が

”口 + 犬”で成り立っていることからも

”犬”と”吠える”は

切っても切れないものですね。

 

 

人類は

犬との長い歴史の中で、

犬が吠えることを

有効利用してきました。

犬が警戒して吠えることで

外敵の接近をいち早く察知したり、

狩りの時には獲物に向かって吠えて

追い立てたりしました。

 

その遺伝子は脈々と受け継がれ、

現代の犬たちも元気に吠えてくれます。

家を守る番犬であったり、

家畜をコントロールする牧羊犬であったり。

しかし、

現代社会においては

『吠えられると困る…』

という状況もまた存在します。

吠える声が近所迷惑になってしまったり、

自分の欲求を示すために

飼い主さんに向かって吠えたり…。

 

そこで、次回から

犬のアイデンティティーでもある

”吠える”という行動を

いろいろな角度から見ていくことで、

”吠えとどのように

向き合えば良いのか”

”吠えないようにするには

どうすれば良いのか”

といったことを探っていこうと

思います。

 

皆さんの疑問・悩みに

お応えできるかどうか分かりませんが、

どうぞよろしくお願いいたします。