昨年の
ベルフィルの
ジルヴェスターコンサートで
チェチーリア・バルトリが披露した
ヘンデルの
オラトリオ「時と悟りの勝利」の中の
快楽のアリア
ずっと私の心に残っていたメロディーは
この曲だったのね…
と聴きながら
涙が出そうになりました
どうして
快楽、なんだろう
って不思議なくらい
やさしくてあたたかい
棘には手を触れず
バラの花を摘みなさい
お前は追い求めている
苦しみばかりを
…
これは日本語の訳だけど
原語が理解できたら
どんなにいいだろう
余談だけど
この曲のあと
会場は6秒間の静寂に
包まれました
曲が終わると
間髪入れずに拍手を競うような
傾向が日本にはあるけど
こういう
聴衆にクラシックを聴く文化があるって
本当にすてき
長い歴史を積み重ねて
できてきたものなんだろう
日本を否定している意図は
ありません
が
日本にも
こういうものが
育っていってくれたらな
と
せめて指揮者が
タクトをおろすまでは…
と
ひとりごと。。。