■2月4日(土)

 

飛騨小坂から北上し、飛騨一ノ宮付近の通称「宮カーブ」まで戻ってきた。綺麗に見えている御嶽や乗鞍岳を使って記録したいからだ。何度も特急「ひだ」を撮りに高山本線沿線に来たが、こんなにクリアに見えたのは初めてだ。まぁ、非鉄の時はよく見えるのだが…。

 

線路に近いいわゆるベストポジションは多くの同業者で賑わっているが、大カーブをとり巻く撮れそうなエリアは広く、特に彼らの近くで撮る理由は無い。せっかくなので彼らとは離れた場所から独自のアングルで撮ろうとウロウロしてみた。

 

線路から距離を置き、誰も居ない場所からふと閃いた構図で三脚をセットすると、副館長が「どんな感じで撮るん?」と尋ねてきた。モニターを見せると、「えっ、そっち?!」と驚いた様子だった。それを見て副館長は構図を修正したと思われる。

 

↑奥に見える御嶽を入れて。線路は一旦右に行き、カーブを描いて手前を左へ行く。(副館長撮影)

 

↑私は少しアップ気味で。手前の山の木々に積雪があれば100点なのだが…。(館長撮影)

1031D 特急「ひだ11号」 高山本線 久々野→飛騨一ノ宮 (岐阜県高山市一ノ宮町) 2023.2.4

 

せっかく見えている御嶽と乗鞍岳だが、列車と絡めて撮ろうと思うと意外と場所が限定されてしまう。しかも先客の邪魔になる訳にもいかないし、駐車スペースの問題もあるので色々と制約が厳しい。そんな中、まだチャンスと時間があるのでじっくりとポイントを探す事にした。