■2023年某月某日

 

仕事で西へ出掛ける用事が発生した。

 

時間的にはざっくり夕方というだけでどうとでもなるので、何とか500系に乗車出来ないかと調べると、丁度良い時間帯に運転している事が分かった。ならばとそれを軸に段取りを組み、移動前の仕事もそれに合わせてやっつけた。

 

そして新大阪駅に移動し、前運用の列車が到着するのを待ったが、丁度良い夕日に照らされてやって来た。そしてこれからこの500系に乗車すると思うと何とも言えない気分だ。

 

↑夕日に照らされて500系が入線。断面が丸いので反射の仕方も独特だ。

850A 「こだま850号」 東海道新幹線 新大阪 (大阪市淀川区西中島5丁目) 2023.*.*

 

↑登場から四半世紀を過ぎても色褪せないデザイン。個人的に新幹線No.1。

850A 「こだま850号」 東海道新幹線 新大阪 (大阪市淀川区西中島5丁目) 2023.*.*

 

そして車内整備を10分程度行ってドアが開くと思いながら色々と撮影して回ったが、なかなか扉が開かない。そして発車の3分程前にようやく扉が開いた。心の中では「なかなか焦らしてくれるやん!」と思いながら車内入った。

 

↑発車7分前の様子。まだ車内整備中でホームで待機。

863A 「こだま863号」 東海道新幹線 新大阪 (大阪市淀川区西中島5丁目) 2023.*.*

 

そして自分の座席に着席するとすぐに発車。山陽新幹線は片手で収まる程しか乗車した事が無いので新鮮だ。しかも、500系が1997年にデビューして26年近く経つが、ずっと乗りたいと思いながら今回が初乗車だ。残念ながら「のぞみ」時代は乗車出来なかったが、そう遠くない未来に出るであろう完全引退のアナウンス前に乗車出来て良かった。

 

さっきは良い感じだった夕日も暮れて、空は何とも言えないグラデーションだ。重厚感ある乗り心地を楽しみながら西へ向かった。

 

↑車窓から眺める空は素晴らしい色合いに。とっぷり暮れるまではすぐだった。

863A 「こだま850号」 車内 2023.*.*

 

vol.2に続く