■11月14日(土)

 

この日は水際仲間の釣行に便乗して家族で釣りに行く事にしていた。しかし、この日はその水際仲間が二手に分かれる事になり、いつもの兵庫突堤組と和歌山の雑賀崎漁港組のどちらに付いていこうか迷う事になった。

 

どうしても太刀魚を釣りたい欲があり、今年は不振の兵庫突堤はパスし、釣果が上がっており可能性がある雑賀崎に行く事にした。移動時間は30分程度長くなるが、京奈和自動車道を使うと高速代が¥250で済むのも魅力的だ。昼過ぎに現地着。

 

↑静かできれいな漁港。ゴミもなくトイレもきれいで駐車料金¥500以上の価値がある。

@雑賀崎漁港 (和歌山市雑賀崎) 2020.11.14

 

早速サビキ釣りをするが、サビキ3兄弟(アジ・サバ・イワシ)の魚影が全くない。寄ってくるのは外道のスズメダイばかり。「あかんやつや…」と落胆していたら、息子がその群れの中から10cmちょいのグレを10匹近く釣り上げ、一応形にはなった。私はひたすらスズメダイ。クソッ、面白くない…。

 

夕方から太刀魚のエサにする為にイワシなどの小さめの魚が必要だが、何も釣れない。「今日は太刀魚はスタートラインにも立てないのか…」と諦めていると、水際仲間が近くの方にエサ用のキビナゴのパックを「もう帰るんで」と貰っており、それをお裾分けして貰った。何とかスタートラインに立てた。ありがたい。

 

↑波に揺れるウキを見つめ、都会の喧騒から逃れる幸せ…。

@雑賀崎漁港 (和歌山市雑賀崎) 2020.11.14

 

17時頃から私は太刀魚に専念。20時頃から時合が訪れ、周りで何本も釣れているが、私はアタリすら無い。恥ずかしながら隣の方にタナを聞くと4ヒロとの事。私は2ヒロだったのですかさず変更。その後、21時過ぎにウキが海面から沈んだ。

 

 

 

 

 

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

 

 

 

 

食い込むまで30秒程待ち、重みを感じながらリールを巻きあげる至福のひと時。4時間待って今年初めての太刀魚を釣り上げる事が出来た。サイズは84cm、指3本分と、大きくはないが、美味しく食べられるサイズだった。

 

この間、家族は何を釣ったのか尋ねると、25cmのゴンズイ2匹…。ヒゲに毒針があるアレだ。最初は「ゴンズイてw」と思ったが、水際仲間の話では食べると美味しいとの事。実際に唐揚げにすると柔らかくかなり美味しかった。

 

↑この日の釣果。太刀魚の存在感がデカすぎて…。腹からは小魚が2匹。青いのが貰ったキビナゴ。

@自宅 2020.11.14

 

寒くなってきたので、最後に兵庫突堤に1回行って今年の釣りは〆の予定。本拠地で太刀魚が釣れたら良いのだが…。

 

■今回の釣果

タチウオ×1

グレ×9

ゴンズイ×2

シマイサキ(小)×1

スズメダイ×20~30程度(全てリリース)