毎年この時期の開催のきんてつ鉄道まつり。頭の片隅にあった位だが、電車の中吊り広告でも見たのか息子にせがまれたのか、何と嫁さんから誘って来た。特に用事も無い為、二つ返事で出掛ける事になった。

 

まずは高安車庫へ。電車の乗り継ぎがギリギリアウトで10時の開場に15分程遅れて到着。10時配布の色んな整理券をギリギリアウトで貰えず、普通に展示物を見る事になった。

 

時間の縛りのあるモノから見ようという事で、まずはトラバーサーという車両を検修ピットの横移動をさせる実演だ。何と出てきたのは22000系の旧塗装で、ボディにパテが盛られているので、新塗装にされる直前の状態なのだろう。

 

↑トラバーサーに乗せられた22000系(AS09)。手前に来て戻ってという動きをしていた。

@高安車庫 (大阪府八尾市山本高安町1丁目) 2019.10.20

 

その後、中の展示物を色々見て回ろうと庫内へ。3000系のカットモデルや新型特急「ひのとり」のPRブースなど、30分~60分待ちの状態でなかなか見ようという気になれず、ある程度見学したら五位堂の会場に向かおうという事になった。

 

↑後ろのアーバンライナーはネット抽選の運転台見学用。この写真ではなかなか伝わらない位の盛況振り。

@高安車庫 (大阪府八尾市山本高安町1丁目) 2019.10.20

 

↑あおぞらⅡも展示。間近で色々見る事が出来てありがたい。

@高安車庫 (大阪府八尾市山本高安町1丁目) 2019.10.20

 

高安に臨時停車する11:41発の急行で五位堂へ。会場に入った感想は、「でかっ!」。高安と比較にならない規模で展示物や車両も多く、高安抜きでも1日楽しめそうな濃い内容だ。

 

↑入ってすぐに5編成がお出迎え。なかなかマニアックなラインナップだ。

@五位堂検修車庫 (奈良県香芝市狐井) 2019.10.20

 

ここでも子供が楽しめる様なネタが色々あり、JR吹田工場でもあった電車との綱引きや整備士体験、保線車両の機器をを使ったUFOキャッチャーなど、並ぶ事を考えると本当に時間が足りない内容だ。

 

↑掴むのを想像していたらマグネットだった。景品は保線車両のカードで、モノはよく出来ている。

@五位堂検修車庫 (奈良県香芝市狐井) 2019.10.20

 

庫内には整備中の車両があり、JRでいう全検の最中の様だ。そこの車両は絶対狙っているのだと思うが、なかなかマニアックな行先表示を出しており、「区間急行・下市口」や「急行・平田町」など、分かる人からするとちょっとニヤける内容だ。

 

↑塗装後ピカピカの車両。「快速急行・京都」も数年しか使わなかったある意味幻の表示だ。

@五位堂検修車庫 (奈良県香芝市狐井) 2019.10.20

 

↑12200系(NS39)も再塗装してまだ頑張ってくれるのか?行先表示がレアすぎて…。

@五位堂検修車庫 (奈良県香芝市狐井) 2019.10.20

 

↑トイレに立つと目の前にこんな掲示が…。ある意味これも狙っている。

@五位堂検修車庫 (奈良県香芝市狐井) 2019.10.20

 

↑最後に40tクレーンの実演を見学。何とも言えないスケール感だ。側面の表示は「ノンストップ宇治山田」ww

@五位堂検修車庫 (奈良県香芝市狐井) 2019.10.20

 

蛍の光が流れるまで見学し、香芝駅からJRで16時過ぎに帰宅。少し時間があったので、興奮冷めやらぬうちにいつものカーブに出撃!まだ稲刈りをしていない田んぼをモチーフに、12200系と「しまかぜ」を撮ってきた。

 

↑ほぼ稲刈りは完了済だが、少しだけ残っている田んぼでそれらしく。

4607レ 特急 12200系 近鉄京都線 新祝園→木津川台 (京都府木津川市吐師) 2019.10.20

 

↑ここを「しまかぜ」が通過する時間帯はもうすっかり暮色。

9400K 特急「しまかぜ」 近鉄京都線 木津川台→新祝園 (京都府木津川市吐師) 2019.10.20

 

久々にこの様な見学に訪れたが、改めて良いものを見させて貰ったと感じた。段取りが甘くネット抽選や整理券で見学できるものなどが今回は見る事が出来なかったので、来年は綿密に計画を立てて再訪したい。