■5月2日(土)
 
酒田市内の伯母宅で泊まり、夕方に本家の親戚宅に行くまではこれといった予定もない。せっかくなので、かなり久々に酒田市の中心部を散策してみた。
 
まずは伯母宅から程近い日和山公園を目指した。途中、伯母宅から徒歩約2分のところにある映画「おくりびと」のロケ地であるNKエージェントを「おぉ、これか!」と眺めつつ約28年振りの日和山公園着。以前は素朴な公園だったが、バリアフリー設備などそれなりに整備され美しい状態だった。
 
イメージ 1
↑映画「おくりびと」のロケ地で使用された元料亭の建物。妙に存在感がある。
 
イメージ 2
↑日和山公園から望む木造最古の灯台と酒田港。風が抜けて気持ち良い。
 
その後、酒田港の魚市場で買う訳でもないのに色々魚を物色し、一旦伯母宅へ戻ったが、中途半端に時間が余ったので息子と買い物がてらもう少し歩く事にした。親戚一同から酒田市中心部の中町の寂れっぷりがえげつないと聞いており、清水屋(マリーン5)というスーパーに毛が生えたみたいな自称百貨店に買い物をしに行った。小学生の頃、おかんと年末の買い出しとかで行った時の賑わいはどこへやら。シャッターの閉まった店舗、やたら多い駐車場、なかなかすれ違わない通行人…。みんな郊外に出ていき、酒田市の小さい範囲でドーナツ化現象が進行している。
 
イメージ 3
↑人が居ない昼前の酒田市内中心部の中町。30年前の賑わいを知っているだけに寂しい…。
 
伯母宅で昼食後、お腹を空かすために歩きたいので鳥海山の麓にある二ノ滝を目指してトレッキングをしようと出掛けたが、積雪が多く整備が間に合っていない為、手前の胴腹滝という所でお茶を濁した。あまり歩いていないのでお腹は空かないが、美味しい雪解け水を飲めたので結果オーライだ。
 
イメージ 4
↑下界では汗ばむ陽気だったが、ここの水は手を10秒もつけていられない冷たさだった。
 
イメージ 5
↑最後の1行の「くれます。」を改行する必要があるのか気になる…。
 
そして、ここまで来たからには奇跡の接客システムを誇るパン屋「BAKU麦」は外せない。あまり買うと夕食が食べられなくなるので最小限のみ購入。鳥海山と庄内平野の絶景を見ながらおいしくいただいた。
 
イメージ 6
↑左に鳥海山、右に庄内平野越しに日本海と言う絶景を望む地にあるパン屋。次から次へと車がやってくる。
 
そして夕方に本家の親戚宅に到着。一昨年リカちゃん人形をあげた従姉の子のMちゃんも大きくなり小4だ。時の立つのは早い。久々の身内と酒を呑みながら近況報告や世間話をして過ごすのは幸せなひとときだ。
 
さて、翌朝は朝練があるので早々に寝ようか…。