■1月19日(月)
 
普通列車を下車し、約20年振りに黒部駅に降り立った。特に変化は無かったが、新幹線の開通で特急が廃止され、駅前が寂れていくのだろう。小諸や三沢もこんな感じなのだろうか?駅の構内は古き良き国鉄の幹線の雰囲気を保っており、待ち時間に特急「北越7号」を撮る事が出来た。
 
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↑かなりの高速で走り去った「北越」。昔ながらの雰囲気が良い感じだ。
 
金沢まで乗車する「北越8号」は定刻より3分遅れてやってきた。乗車車両はR27編成のモハ485-3030。5号車自由席には15人程度しか乗っていないので、進行方向右側を陣取り、流れる夜景をいままで乗車した485系の事を思い出しながら見ていた。するとふと思い出した。この車両の改造前のナンバーはモハ485-1030なのだが、これは1984年12月に特急「白鳥」で酒田の親戚を訪ねる際、大雪で柏崎で4時間の抑止を喰らった時に乗車した車両だった。多分485系の乗り納めになるタイミングで、まさか30年振りに乗車する事になるとは思ってもみなかったので感動した。
 
列車は遅れを取り戻すためか、ゆとりダイヤ以前の様な爆走で金沢に到着。出来ればフル乗車したいが、限られた条件の中での約1時間は凄く充実したものだった。
 
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↑金沢に到着。90年代には1日100本近くあった485系の列車も、ここで見るのは個人的には多分最後…。
 
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↑内外装ともまだまだ綺麗。もう少し頑張りません??
 
その後、特急「サンダーバード44号」に乗車して帰宅した。683系もかなりレベルが高いが、「キーン」という音が気になる。耳触りとしてはMT54のモーター音が個人的に心地良かった。